山形県米沢署は7月19日、インターネットオークションサイト「ヤフーオークション」を悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた鹿児島県薩摩川内市のコンピュータプログラマーの男性（40歳）を、著作権法違反の疑いで逮捕した。コンピュータソフトウェア著作権協会（ACCS）が同内容を公表した。 男性は2006年6月ごろ、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Windows 2000 Professional SP-4対応版」ほか3種類のソフトウェアを無断で複製したCD-R4枚を、計4回にわたり、山形県上山市の男性ほか3人に対し、計10,000円で郵送販売していた。 男性は、商品を落札者へ発送するとすぐにヤフーIDを削除し、商品を受け取った落札者が取り引きの評価をできないようにすることで、海賊版販売の痕跡が残らないようにしていたが、米沢署に山形県内の男性から「コピー商品を販売している者がいる」との情報提供があったため、今回の逮捕につながった。マイクロソフトは男性を告訴する見込み。[訂正]
警視庁公安部、中国籍の男性らを複製権侵害で逮捕
