ヤフオクで「トライアル版」と称し海賊版販売の男性を逮捕〜CD-R数百枚を押収 | RBB TODAY
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ヤフオクで「トライアル版」と称し海賊版販売の男性を逮捕〜CD-R数百枚を押収

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 コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は26日、北海道警生活経済課、岩見沢署・三笠署が、ヤフーオークションを悪用して、権利者に無断でCD-Rに複製したコンピュータソフトウェアを販売していた、兵庫県加古川市の自称パソコン修理業男性(44歳)を、著作権法違反の疑いで1月25日に逮捕したと発表した。

 男性は、2005年8月下旬から2005年11月上旬の前後3回にわたり、札幌市の男性などに対し、「Adobe Creative Suite Premium日本語版」、「Adobe Photoshop CS日本語版」、「弥生販売05プロフェッショナル(Version8.0.3.1)」を権利者に無断でCD-R4枚に複製し、合計5,500円で郵送により販売したとして、米アドビ社、弥生社に告訴されていた。

 逮捕同日行われた男性宅の家宅捜索では、パソコン2台、ソフトが複製されたCD-R数百枚などが押収された。警察の調べによると、男性は、複数のオークションIDを使って出品を繰り返しており、男性の銀行口座には、2003年以降、全国約7,600件、約2,000万円もの海賊版の売り上げ代金と思われる振込があった。

 男性は、海賊版ソフトを「トライアル版」と称してオークションに出品、出品ソフト以外の海賊版についても、リストをメールで配布するとして購入希望者を募っていた。リストには、今回告訴した2社のほかにも米マイクロソフト社、ジャストシステム社などの約40種類のソフトタイトルが掲載されていた。

 この男性による海賊版販売については、ACCSにも2005年7月から10月の間に約70件の一般からの情報提供があり、ACCS側も証拠品を入手するなど、積極的に調査をしてきたとしている。
《冨岡晶》
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