シマンテック、Symantec Mail Security for Exchangeの最新バージョンを発表
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シマンテックは6日、「Symantec Mail Security for Microsoft Exchange」の最新バージョンとなる「Symantec Mail Security 5.0 for Microsoft Exchange」を発表した。6月19日(月)より発売される。新バージョンでは、電子メールを対象とした統合型のセキュリティ機能が拡張され、スパイウェアやアドウェアの検出機能が導入されたほか、フィルタリングポリシー機能やレポート機能の柔軟性が向上した。
Symantec Mail Security 5.0 for Microsoft Exchangeでは、米国SOX法(Sarbanes-Oxley)や医療保険の総合運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)などの規制を遵守するため、ポリシーエンフォースメント機能が強化されている。
また、Symantec Mail Security 5.0 for Microsoft Exchangeには、シマンテックのアンチウイルス機能が組み込まれている。定義ファイルのリリースも迅速で、約1時間ごとに更新されるため、新たな脅威からも保護できるとしている。シマンテックのNAVEXアンチウイルス技術は、スキャンエンジンと定義ファイルの両方をLiveUpdate経由で更新できる上、再起動を行ったり、関連サービスを停止させたりする必要がない。また、スパイウェアやアドウェアなどのセキュリティリスクに対する保護も拡大されている。セキュリティリスクの検出にあたっては、ファイル削除、メッセージ削除、検疫、ログのみなど、それぞれ個別の処置を行うことができる。
Symantec Mail Security 5.0 for Microsoft Exchangeは、シマンテックのリセラー、ディストリビューター、システムインテグレータの国内のネットワークを通じて、6月19日(月)より発売される。ライセンス価格ならびに販売店情報はシマンテックのWebページから参照できる。
《小笠原陽介》