シマンテック、開発コードネーム「Genesis」のブランド名を「Norton 360」に決定 | RBB TODAY
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シマンテック、開発コードネーム「Genesis」のブランド名を「Norton 360」に決定

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 シマンテックは、同社の新しいコンシューマ向けPCセキュリティサービスのブランド名を「Norton 360」に決定したと発表した。これまで、「Genesis」という開発コードネームで呼ばれていたもの。

 Norton 360は、シマンテックが提唱する次世代のオンラインセキュリティ構想「セキュリティ2.0」の一環で、定評あるシマンテックのPCセキュリティ/メンテナンス(保守)技術と、あらたに取得や開発をした技術とが統合される。Norton 360という名称は、全方位からのさまざまな脅威に対する360度の堅牢な保護を意味する。

 この新しいセキュリティサービスには、PCセキュリティ、バックアップ、PCのメンテナンス機能が含まれ、オールインワン型のサービスとして提供される。また更新ファイルも自動的にインストールされる。このサービスは、自動化されたオンラインバックアップおよびオンライントランザクションセキュリティによってデータを保護し、ユーザをフィッシング詐欺やクライムウェア(犯罪性の高いプログラム)から守る新しいツールも導入される。

 同サービスでは、当初マネージドベータを公開し、パブリックベータは今夏から公開される予定。このベータ版にはメールとチャットによるサポートが含まれ、シマンテックはユーザからの総合的なフィードバックが得られるほか、新たなオンライントランザクションセキュリティ機能をテストすることもできる。パブリックベータ(英語のみ)への参加登録は、Webサイトで受け付ける。

 Norton 360は今会計年度中の発売を予定している。正式な発売時期は、ベータプログラムのユーザからのフィードバックをもとに決定するという。また本サービスは、複数の言語と国に対応した全世界での発売を予定しており、さらにWindows XPのほか、近く発売が予定されるWindows Vistaにも対応する。
《小笠原陽介》
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