トレンドマイクロ、ウイルスの感染経路に手の込んだものが増加と注意 -5月の感染報告数
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このレポートは、2006年5月1日から5月31日までに、日本のトレンドマイクロのサポートセンターに寄せられたウイルス被害件数をランク付けしたもの。被害件数がもっとも多かったのは、前月に引き続きスパイウェア「SPYW_GATOR」で247件。2位が「JAVA_BYTEVER」の101件、3位が「ADW_WEBSEARCH」の76件で双方ともに前月の31件、34件から大きく数を伸ばしている。以下、「WORM_RBOT」、「TROJ_RANKY」、「ADW_NDOTNET.O」などが上位にランクインした。
トレンドマイクロでは、5月のウイルス感染被害の報告件数は7,326件と前月の7,039件から増加しているものの、ウイルスごとの報告数は減少しているため、新種、亜種が多く出現して被害が分散化していると分析している。
5月19日に確認されたMicrosoft Wordのゼロデイアタックについては、セキュリティパッチが公開されていないため、怪しいメールやファイルを開かないようにと再度警告している。また、「防衛庁」や「日本経済新聞」を騙った成りすましウイルスメールを例に挙げて、今後は感染経路にソーシャルエンジニアリング的な手法を取り入れた、より手の込んだものが増加すると予想している。
[1位]SPYW_GATOR(スパイウェア): 247件
[2位]JAVA_BYTEVER(その他): 101件
[3位]ADW_WEBSEARCH(アドウェア): 76件
[4位]WORM_RBOT(ワーム型):63件
[5位]TROJ_RANKY(トロイの木馬): 58件
[6位]ADW_NDOTNET.O(アドウェア):55件
[7位]ADW_SHOPNAV(アドウェア):52件
[8位]ADW_HOTBAR.H(アドウェア):43件
[9位]ADW_AGENT.ID(アドウェア):35件
[10位]WORM_SDBOT(ワーム):33件

 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          