日立マクセル、水とアルミニウムを使った水素燃料電池を開発 | RBB TODAY
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日立マクセル、水とアルミニウムを使った水素燃料電池を開発

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 日立マクセルは、水とアルミニウムを反応させて水素を発生させるシステムを利用した水素燃料電池である固体高分子形燃料電池(PEFC)を開発したと発表した。また、この電池を使って10W級の発電を行い、ノートPCを動作させることに成功した。
  •  日立マクセルは、水とアルミニウムを反応させて水素を発生させるシステムを利用した水素燃料電池である固体高分子形燃料電池(PEFC)を開発したと発表した。また、この電池を使って10W級の発電を行い、ノートPCを動作させることに成功した。
 日立マクセルは、水とアルミニウムを反応させて水素を発生させるシステムを利用した水素燃料電池である固体高分子形燃料電池(PEFC)を開発したと発表した。また、この電池を使って10W級の発電を行い、ノートPCを動作させることに成功した。

 独自のアルミニウム微粒子化プロセス技術を開発することにより、室温で1グラムのアルミニウムから1.3リットルの大量の水素発生を可能とした。また、磁気テープで培った「分散・塗布技術」を利用して、室温で280mW/cm2という世界最高レベルの出力密度を持つ膜・電極接合体(MEA)を独自に開発。従来のメタノールを燃料とした直接メタノール形燃料電池(DMFC)の5倍の出力を持ちながらも、MEAの面積を5分の1にまで縮小した。

 今回開発した燃料電池は10〜100W級の電源として実用化を目指すという。
《富永ジュン》
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