NEC、携帯電話の3.5世代通信方式「HSDPA」システムの商用向け出荷準備を完了 | RBB TODAY

NEC、携帯電話の3.5世代通信方式「HSDPA」システムの商用向け出荷準備を完了

 NECは4日、3.5世代の通信方式といわれているHSDPA商用システムの本格出荷に向けた準備が整ったと発表した。

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 日本電気(NEC)は4日、3.5世代の通信方式といわれているHSDPA商用システムの本格出荷に向けた準備が整ったと発表した。これは、ボーダフォンの第3世代携帯電話(3G)試験ネットワークを使った、NEC製「HSDPA」のフィールドトライアルが成功のうちに終わったことを受けてのもの。

 NECは、2005年夏ごろからボーダフォンのネットワークにて、HSDPA対応の商用3G基地局(Node-B)および、無線ネットワーク制御装置(RNC)のフィールドトライアルを実施。この中で、HSDPA対応の携帯電話端末での高速インターネットアクセスや、移動中も中断することなくHSDPAサービスにてデータ通信を継続できる機能、さらにサービスエリア内での通信速度の変化など、HSDPA商用サービスに必要な性能、機能を有することが確認できたとしている。

 同社では、このトライアルの成功をもって、商用ネットワークへの本格供給の準備が整ったとし、2005年秋からの出荷開始を目指しているという。また、欧州アジアなどの海外商用3Gネットワークにおいても、各国の通信事業者の協力のもと、HSDPAのトライアルを順次実施予定だとしている。

 なお、NECのHSDPA対応3G基地局は、共同開発パートナーであるシーメンスとの共同開発品であり、NECとシーメンスは従来、3Gの無線ネットワーク(基地局と無線制御装置)分野において協業している。また、納入された3G基地局の稼動ベースでは世界トップ(グローバルシェア30.1%、MM総研 2005年4月発表)の実績を有しているという。
《村上幸治》

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