ブロードバンドタワーとホーキングは、ブロードバンドコンテンツを受信して液晶画面に動画を流す自動販売機を展開すると発表した。 この自動販売機は、12月から設置を開始。第1弾として、都内から開始し名古屋や大阪圏にも拡大する予定だ。ここでは、1年程度で数千から1万台程度の自動販売機を液晶画面付きに変更する。 ここで配信されるコンテンツは、企業のプロモーション映像、セール情報、最新ニュース、地域情報など。従来のチラシやPOP広告に比べて、印刷や張り替えの手間などが少なくなるため、コスト削減につながるとしている。 ホーキングは、全国で約112万台の自動販売機を傘下におさめる事業者。今回の液晶画面付き自動販売機の設置では、ロケーションオーナへの営業と設置交渉を行う。一方のブロードバンドタワーは、自動販売機へのブロードバンドコンテンツの配信技術を提供する。 さらに、ライブドアの無線LAN接続サービス「livedoor Wireless」と協業する。自動販売機には、ブロードバンド回線を引き込みこれを利用して動画を流すのだが、livedoor Wirelessのアクセスポイントも設置する。これにより、駅や空港などの公共交通施設、商用ビルなど、屋内でのlivedoor Wirelessの展開が短期間に行えるとしている。