角川書店、インタラクティブ機能満載のWebシネマ「香港バタフライ」を無料配信 | RBB TODAY
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角川書店、インタラクティブ機能満載のWebシネマ「香港バタフライ」を無料配信

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Webシネマ「香港バタフライ」に主演している片瀬那奈
  • Webシネマ「香港バタフライ」に主演している片瀬那奈
  • 完成披露イベントでは、主演の片瀬那奈、監督の森淳一、原作者の作家・森浩美らが挨拶した
 角川書店は、NTT西日本のインタラクティブ・コンテンツ配信システム「Vi! Click」を採用したWebシネマ「香港バタフライ」(全4話)を、9月23日(金)から順次、無料配信する。9月22日(木)には完成披露イベントが行われ、主演の片瀬那奈らが舞台挨拶した。

 「香港バタフライ」は、香港の観光スポットでのロケを盛り込んだラブコメディだ。主人公は仕事で考えられないミスはするわ、恋人には浮気されるわ、と徹底的にツキに見放された女性。見かねた女友だちが彼女を香港旅行に誘うが……。現地で彼女が体験するさまざまな占いを小道具に散りばめ、人間の運命について考えさせる作品だ。

 またNTT西日本のコンテンツ配信システム「Vi! Click」を使い、映画のシーンに関連した情報をサブコンテンツ(動画・静止画)として画面上のボタンから呼び出せるのも売り物だ。

 主演はドラマやCMで活躍中の片瀬那奈、監督はドリームズ・カム・トゥルー主演で話題を呼んだ「アマレット」の森淳一。作家・森浩美の同名小説を原作にしている。製作は、香港バタフライ製作委員会(角川書店、角川映画、ネオ・インデックス)。

 舞台挨拶では主役の片瀬那奈が、「香港の町並みがとても魅力的に撮られた作品です」などと作品を紹介。「主人公は生まれつき運がない女性です。でも私自身は運だけでやってるようなモンなので(笑)、どうすればツキがない人物を演じられるのかをあれこれ考えました」などと笑わせた。

 また原作を書いた作家の森浩美は、「香港には得体の知れないエネルギーがあります。香港といえばショッピングや食べ歩きが人気ですが、この作品では占いや運命を意識し、人間の魂の再生を描きました」と語った。

 一方、監督の森淳一は、「今回、こだわったのはカット割です。なるべくカットを割らずにファインダーの中にたくさんの通行人を入れ、臨場感を生かしました」などと製作の舞台裏を明かした。

 配信スケジュールは、第1話・9月23日(金)、第2話・9月30日(金)、第3話・10月14日(金)、第4話・10月21日(金)。それぞれ11月末まで配信される。オフィシャルサイトにアクセスすれば、だれでも無料で視聴可能だ。また「Vodafone live! BB」でも、11月限定で配信する予定。

 配信帯域は、750kbps(サブコンテンツは500kbps)。視聴にはWindows Media Player 9.0以上、Flash Player 7以上を使用する。
《松岡美樹》
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