松下電器産業は、新液晶パネルの採用とシーン連動型アイリス機構「ダイナミックアイリス」を一新することなどにより、世界で初めて1,100lmの高輝度と高コントラスト5,500:1を実現したホームシアター用液晶プロジェクター「カジュアルシアター TH-AE900」を10月7日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は24万円前後。 同製品では、大画面化のニーズに対応するため、液晶パネルの開口率向上と新光学システムの開発により、高輝度1,100lmを実現するとともに、「ダイナミックアイリス」の可変範囲を拡大させることなどにより、5,500:1という高コントラストを両立している。 これにより、映画などの暗いシーンで、ノイズ感や黒つぶれを大幅に低減し、黒の表現力を大幅に高めることで、暗部のディテールまで細やかな映像表現を実現するという。