ぺ・ヨンジュンら「四月の雪」の舞台裏を語る<後編> | RBB TODAY
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ぺ・ヨンジュンら「四月の雪」の舞台裏を語る<後編>

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ぺ・ヨンジュン「四月の雪」記者会見
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 9月9日の韓国公開、17日の日本公開を前に、韓国ソウルで8月23日(火)、ぺ・ヨンジュン主演映画「四月の雪」が初お披露目された。

 マスコミ披露試写に続き、会場をCOEX INTERCONTINENTAL HOTEL内のハーモニー・ボールルームに移して行われた記者会見は、記者450名、TVカメラ50台など、韓国映画史上最大規模となった。

 以下、ぺ・ヨンジュン(以下ペ)、ソン・イェジン(以下ソン)、ホ・ジノ(以下ホ)に対して行われた質疑応答の模様をお伝えしよう。

<前編より続く>

——実際にお酒を飲みながら撮影したと聞きましたが。

ソン:本当にこの映画で初めてお酒を飲みました。顔の赤いのは実際そうだったんです。映画のリアリティとしては飲むべきで、監督も飲みながらの撮影でした。飲んだことで妙なリアリティが出せたと思います。

ペ:ソン・イェジンさんの話と同じですが、あのシーンは個人的に好きな場面の一つです。このシーンが自分にとって特別なのは、実際の撮影でも、ソン・イェジンさんが何を言うのか知らされていませんでした。だから、虚を突かれるような感じが出せたと思います。

——ソン・イェジンさんの下着姿のシーンについて。

ホ:あの場面は編集でカットしようか悩んだのですが、下着姿がとても可愛かったので残すことにしました。

——撮影の合間は?

ペ:あまり時間がなかったので、運動や読書をしようと考えていましたが、できませんでした。映画の中で、登場人物はとても辛い思いをしますが、撮影が終わってスタッフ、キャストと別れることである種それ以上に淋しい感じを味わいました。

ソン:ホテルにいることが多かったです。海が見える部屋で、ソヨンの気持ちを考えながら一人静かに過していました。

——エンディングについて。

ホ:主演の二人はかなり辛かったと思います。実際にこういうことが起こりうるかといえば、かなり難しいことだと思います。現実的なラストかどうかは自分では判断しかねる部分もあります。二人にとってハッピーエンドの形を色々と考えましたが、映画のような形がいいと思いました。

ソン:エンディングの後、二人がどうなったかは観客の皆さんの判断に任せたいと思います。私自身は会わないほうがいいかもと思いますが、個人個人に委ねたいと思います。

ペ:個人的には明るい終わり方が好きです。監督特有の叙情的な終わり方だと思います。

——現場のエピソードを。

ソン:映画自体、明るくなく重い素材なので現場も余り明るくありませんでした。俳優の感情を維持するために、スタッフも同じ呼吸にしてくれました。感謝しています。唯一楽しかったシーンは、ベンチに座ってカップラーメンを食べるシーンです。あっという間にぺ・ヨンジュンさんが食べ終わってしまって。

ペ:現場でいきいきとした空気はかえって邪魔でした。監督はあるときはソン・イェジンさんだけに、あるときは自分だけに演出したり、話しかけたりして現場の雰囲気を作ってくれました。まだ映画を観ていませんので、その雰囲気作りがどのように生かされたか楽しみです。

——「春の日は過ぎ行く」と同じく、この映画でも女性が先に告白しますが、何か理由は?

ホ:ソヨンは「つきあいましょうか」と冗談ぽく言います。また、「職業を持っている女性は魅力的ですね」と引け目を感じていることも言います。こうした言葉はソヨンのキャラクターや感情を表すためです。どちらが先に言ったのかは重要ではありません。そのとき二人の感情のレベルはこの映画では同じですから。

——病院とモーテルの位置関係はどのように設定したのですか?

ホ:シナリオが先にありました。そして、ロケハンのときにあのロケーションを見つけました。「春の日…」でも使った自分に縁のある場所だったので撮影場所としました。

——最後に一言お願いします。

ホ:今日、自分の作った映画を観ることができて幸せでした。良い結果が出せると信じています。沢山の方にお越しいただいて光栄です。

ペ:みなさんに多大な関心をもっていただき、幸せです。正直どう捉えられるか心配でもありました。映画をご覧いただいたリアクションはとても心配でしたが、この会場にリラックスして来ていただいているのを見て、安心しました。この映画で描いている愛という感情は、これまでのものとはまったく違うものですので、そこをご覧いただければ幸いです。皆様がいつまでも健康で幸せでありますように。

 9月17日の日本公開まで約3週間。「四月の雪」サイトでは2本の特報に加え、見ごたえある予告編も新たに公開されたので、公開が待ちきれないファンはまずはこちらからチェックしてみてはいかがだろうか。ぺ・ヨンジュン来日に向けて実施されているネット上の各種企画については、「RBB NAVi 韓国ドラマ」をご覧いただきたい。
《編集部》
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