「au」を展開するKDDIと沖縄セルラーは13日、電話番号などの通信接続情報、GSMネットワークへの接続情報、PKI（公開鍵暗号基盤）に基づく証明書情報を、1枚のICカードに記録できる「au ICカード」の提供を9月より開始すると発表した。au ICカードに対応するau携帯電話端末は9月から販売を開始し、「CDMA 1X WIN」において順次対応端末種を拡げていく予定だとしている。 au ICカードは、1回線の契約で利用目的に応じた複数の携帯電話端末を選択可能にするもの。また、海外の携帯電話システム「GSMネットワーク」に対応する携帯電話に挿入することで、海外でも国内で使用しているのと同じ電話番号で携帯電話が利用できる「GLOBAL EXPERT」も利用できる。さらに、EZwebやEZアプリ通信利用時に、高いセキュリティによる電子認証を可能にする「Security Pass」といったサービスも利用できるようになるとしている。
