ぷらら、ブロードバンド映像配信サービス『4th MEDIA』1周年で事業進捗報告発表 | RBB TODAY
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ぷらら、ブロードバンド映像配信サービス『4th MEDIA』1周年で事業進捗報告発表

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 ぷららネットワークスは、ブロードバンド映像配信サービス『4th MEDIA』の開始1周年を迎え、現状報告と今後について、記者会見を行った。昨年7月の開始以降、事業の進捗状況や加入者推移、光ファイバ(Bフレッツ)へのシフトを加速する事業展望などを同社取締役の中岡聡氏が説明した。

 2005年6月29日現在、4th Media会員数は21,323会員。予想の20万会員を大きく下回る現状とするも、開始から8か月で1万会員、続く3か月で2万会員とした実績から、年度内に10万会員の突破を予想、コンテンツの拡充と会員獲得は相互に進むべきこととして、36か月後の黒字転換・ペイラインである25万人ユーザ獲得を目指すとした。またADSL利用者数の予想以上の低調さの原因を、外部要因で視聴不可になる不安定性からユーザが躊躇したのではと分析、9割以上が光回線のユーザである現状からADSLユーザの新規受付を中止した理由とした。

 VOD販売本数については、本年5月実績で28,247本。そのうち有料販売が16,617本、無料販売が11,630本。また、会員ごとのVOD販売額は300〜400円/月、どちらも月1本以下とのこと。有料・無料に関係なくコンスタントに1本ずつ借りる会員が多いと、傾向分析している。

 ジャンルの主力は、ハリウッド新作、TV放送アニメのリピート、カラオケサービスなど。昨年末までは韓国ドラマも強かった。これを受けた今後の営業戦略として、M1層:海外スポーツ、F2層:海外TVドラマ、熟年層:時代劇などを今後の強化コンテンツとし、幅広いターゲットに合わせてラインナップを揃える戦略と、パケットロス補正機能・無線LAN機能・レジューム機能・リアルタイムRPG機能などを強化した新世代STB(セットトップボックス)の投入予定、自社スタジオでのコンテンツ作成の3つを、今後の営業戦略の柱とした。
《冨岡晶》
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