国内のISPや通信事業者が共同でspamへの対策を話し合うワーキンググループ「Japan E-mail Anti-Abuse Group」(JEAG)を設立した。 これまでも、spam対策について話し合う団体はいくつかあったが、法的な対策が主だった。対してJEAGでは、技術的な対策を取り扱うことになる。具体的には、ISPがインターネット側に25番ポートを閉じる「Outbound Port 25 Blocking」や送信ドメイン認証技術の検討があげられるが、エンドユーザや事業者に向けた啓蒙なども行う計画だ。 メンバーは発起人として、インターネットイニシアティブ(IIJ)、NTTドコモ、KDDI、パナソニック ネットワークサービシズ、ぷららネットワークス、ボーダフォンの5社の名前が挙がっている。さらに設立メンバーには、通信事業者のほか、ハードウェア/ソフトウェアベンダーなどが含まれている。●発起人 インターネットイニシアティブ エヌ・ティ・ティ・ドコモ KDDI パナソニック ネットワークサービシズ ぷららネットワークス ボーダフォン●設立メンバー IRIコミュニケーションズ アイアンポート システムズ アットネットホーム インターネットイニシアティブ エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ エヌ・ティ・ティ・ドコモ エヌ・ティ・ティ ピー・シー コミュニケーションズ 大塚商会 KDDI JPCERT コーディネーションセンター センドメール ソニーコミュニケーションネットワーク ソフトバンクBB 東芝ソリューション ニフティ 日本アイ・ビー・エム 日本インターネットエクスチェンジ 日本オープンウェーブシステムズ 日本テレコム 日本電気 日本ヒューレット・パッカード パナソニック ネットワークサービシズ ぷららネットワークス フリービット ボーダフォン ミラポイント ジャパン ヤフー ほか