東映ビデオとヤフー、乙一の小説を原作とした映画「ZOO」を劇場とネットで同時公開 | RBB TODAY
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東映ビデオとヤフー、乙一の小説を原作とした映画「ZOO」を劇場とネットで同時公開

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 東映ビデオとヤフーは7日、東映ビデオがつくった新映像ブランド「CINEMA 4U」の劇場映画・DVDの宣伝およびインターネット映像配信事業において提携したと発表した。また、今回の提携の第一弾として、人気作家・乙一の小説を原作とした映画「ZOO」を、劇場とインターネットで同時公開することもあわせて発表した。

 「CINEMA 4U」は、映画館、パッケージソフト、地上波・衛星放送のみならず、ブロードバンドやモバイルでのインターネットなど、多メディアへのマルチユース展開を視野に入れた新たな映像ブランド。このブランドの第1弾となるのが「ZOO」で、3月19日にテアトル池袋ほか全国の劇場で公開予定となっている。

 この作品は、5話のショートフィルムで構成したオムニバス形式の映画で、劇場公開と同時に、Yahoo! JAPANの特設サイトでショートフィルム1話が有料ストリーミング配信される。なお、その後は約2週間ごとに1話ずつ順次配信される予定となっており、視聴料金は1話あたり315円(税込み)。

 また、Yahoo! JAPANでは7日より「ZOO」特設サイトを公開し、キャストやスタッフのインタビューを掲載するほか、チャリティーオークションや映画出演者のチャットイベントを開催予定だとしている。さらに、Yahoo!プレミアム会員とYahoo!BB会員限定で1話無料視聴などを展開し、インターネット上での話題喚起を図るという。

 一方、東映ビデオでは、劇場での来場客に特別なパスワードを配布し、未公開の特別映像を特設サイトで見られるようにするなど、劇場の観客動員数増加、インターネット配信の視聴者数増加、DVDの販売促進のための連動施策を積極的に展開していくとしている。

 今後「CINEMA4U」公式サイトでは、Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!グループ」の機能を活用し、映画化してほしい作品のリクエストなどを募っていくほか、サポーター登録をしたユーザにはサポーター会員限定の試写会やプレゼント、エキストラ参加などさまざまな特典も用意していくという。
《村上幸治》
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