東京地裁、特許権侵害で「一太郎」「花子」の製造中止・廃棄を命じる 松下×ジャストシステム | RBB TODAY
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東京地裁、特許権侵害で「一太郎」「花子」の製造中止・廃棄を命じる 松下×ジャストシステム

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 東京地裁は1日、松下電器の請求どおり、ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」やグラフィックスソフト「花子」の製造中止と廃棄を命じる判決を下した。
  •  東京地裁は1日、松下電器の請求どおり、ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」やグラフィックスソフト「花子」の製造中止と廃棄を命じる判決を下した。
 東京地裁は1日、松下電器産業の請求どおり、ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」やグラフィックスソフト「花子」の製造中止と廃棄を命じる判決を下した。これは、ジャストシステムの一太郎と花子が、松下電器の特許権を侵害しているとして、松下電器が両ソフトの製造中止や廃棄を求めた訴訟。

 訴訟内容は、一太郎・花子における「ヘルプ」ボタンを押して、ほかの機能を押すことで説明が表示される手順において、松下電器は自社の所有する特許に抵触すると主張。一方、ジャストシステム側は、松下電器の特許に抵触している事実はないと考えている。

 なお、ジャストシステムは、両ソフトの最新版となる「一太郎2005」「花子2005」の発売を2月10日に予定している。

 また、この判決を受けて、ジャストシステム側は同社ホームページにコメントを掲載している。コメント(原文のまま)は以下のとおり。

「お客様・ご関係者各位

 この度の松下電器産業株式会社との特許権侵害訴訟につきまして

 この度は、大変ご心配をおかけし申し訳ございません。
 弊社といたしましては、今回の東京地裁の判決について、弊社の見解と大きく異なるため、現在控訴の手続きを進めております。現在販売中の一太郎・花子シリーズにつきましては、今後も問題なくご販売、ご利用いただけます。また今月10日発売予定の一太郎2005、並びに花子2005につきましても予定通り発売いたします。

 以降詳細につきましては、随時このホームページ上で発表して参ります。」
《高柳政弘》
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