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ビクター、BD-DVDコンビネーションROMディスクを開発

IT・デジタル レコーダー
BD-DVDコンビネーションROMディスク
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 日本ビクターは24日、1枚のディスクにBD(ブルーレイディスク)単層とDVD2層の3層構造を実現し、HD映像とSD(標準)映像の両方を収録できる、世界初のBD-DVDコンビネーションROMディスク技術(合計記録容量33.5Gバイト)を開発したと発表した。

 本ディスクは、表面部分にBD単層(HD映像を収めた信号層で、容量25Gバイト)、内部にDVD2層(SD映像を収めた信号層で容量8.5Gバイト)を設けた、片面読み取り3層構造のディスク。同社では、BD用青色レーザーは反射するがDVD用赤色レーザーは透過するという性質を持った独自の高機能反射膜を開発し、片面読み取り3層構造を実現している。

 BD再生時には、BD機器の青色レーザーにより表面部分のBD層を再生し、DVD再生時にはDVD機器の赤色レーザーにより内部のDVD層を再生する。

 なお、本ディスクのDVD層には市販DVDソフトの主流となっている2層構造(容量8.5Gバイト)を採用しており、実用化に際しては発売中のDVDソフトのデータそのままを活用できるという。
《高柳政弘》
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