ビッグネームが続々参入! 「ネットシネマカーニバル」が閉幕 | RBB TODAY
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ビッグネームが続々参入! 「ネットシネマカーニバル」が閉幕

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 東京・六本木ヒルズで行われたネットシネマの祭典「ネットシネマカーニバル」が幕を閉じた。

 イベント全体を振り返ると、演出家のテリー伊藤や映画監督の林海象がネットシネマ・ネット番組への進出を発表するなど、ビッグネームの参入が目を引いた。

 同カーニバル実行委員長である大和田廣樹ブロードバンドタワー社長の言葉を借りれば、「ネットシネマはブロードバンドに乗って新しく登場したメディアだ。かなりインタラクティブな要素をもたせられる上、ユーザの反応もリアルタイムでわかる」。

 ユーザも業界も、ブロードバンドでこそ体験できる新しいコンテンツを求めている。そこに登場したネットシネマは、無限の可能性を秘めている。

 その新分野にビッグネームが入ってくることは、今後の普及を考えた場合に大きな要素になる。メディアとしての将来性を考えれば、おそらくこれからも「次なる大物」が続々参入を宣言していくことだろう。

 一方、ネットシネマのもうひとつの魅力としては、このメディアを通じて才能ある新人監督や新人俳優が生まれる楽しみがある。ふだんメジャーな劇場用作品ばかりを観がちな映画ファンが、クリックひとつで新しい才能と出会える。この意義は大きい。

 もちろん営業戦略としての仕掛けは大切だが、話題性やネットならではの機能といった枝葉にとらわれず、シナリオのしっかりした「人の心に刺さる物語」を輩出していってほしい。いろんな意味で小回りのきかない劇場用作品とちがい、それこそが「インターネットだからできること」だと思う。
《松岡美樹》
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