ニコン、デジタルカメラを無線LANで接続する技術を開発。標準規格としての推進も | RBB TODAY

ニコン、デジタルカメラを無線LANで接続する技術を開発。標準規格としての推進も

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 ニコンは、デジタルカメラで撮影した画像を無線で転送する技術を開発した。ここでは、FotoNationと共同で開発した技術「PTP/IP」(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)が採用されている。

 PTP/IPは、デジタルカメラをUSBケーブルで接続するために使われているプロトコル「PTP」を無線LANで利用できるように拡張した技術。これにより、USBケーブルで接続するのと同じような手順で、無線でも接続できるようになる。

 同社では、FotoNationとともにMicrosoftとも協力し、製品化を進めていく。さらにMicrosoftは、PTP/IPをさらに拡張して音楽ファイルや動画ファイルも扱えるにした「MTP」の開発を進める。また、デジタルカメラとプリンタを直接接続して印刷できる規格「PictBridge」での採用、テレビやDVDレコーダへの組み込みなどの応用も検討されている。

 この上で、カメラや映像業界の標準規格として推進していき、CIPA(カメラ映像機器工業会)に働きかけていく。

 ニコンでは、デジタル一眼レフカメラだけではなく、コンパクトタイプのCOOLPIXシリーズにも搭載していく方針だ。

 なお、ハイエンドクラスのデジタル一眼レフカメラ「D2H」向けには、IEEE 802.11bに準拠したワイヤレストランスミッタ「WT-1」が販売されている。主に、報道用途向けに販売されており、ケーブル敷設が不要になるなどのメリットがあり高い評価を受けているという。しかし、FTPを用いているためサーバや設定が必要なため導入には敷居が高いという欠点がある。これを解決するために、PTP/IPの開発に至ったという経緯もある。
《安達崇徳》

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