「AirMac Expressはもうじき出荷できる」 −アップルが製品説明会を実施 | RBB TODAY
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「AirMac Expressはもうじき出荷できる」 −アップルが製品説明会を実施

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「AirMac Expressはもうじき出荷できる」 −アップルが製品説明会を実施
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 アップルコンピュータは、IEEE 802.11g準拠の無線LAN機器「AirMac Express」の記者向け説明会を実施した。

 IEEE 802.11gに対応したアクセスポイントしては、同社はすでに「AirMac Extreme ベースステーション」を販売しているが、AirMac Expressはこれをさらに進化させた製品に仕上がっているようだ。

 2つの違いはさまざまあるが、価格はAirMac Extremeベースステーションは23,940円〜に対して、AirMac Expressは15,540円。対応OSは、AriMac Extreme ベースステーションはMac OSのみのだが、AirMac ExpressはWindowsもサポート。重さは、AirMac Extremeは565グラムに対して、AirMac Expressは重さは189グラムと非常に軽く、またコンパクトになっているなどが挙げられる。

デモンストレーションを行ったプロダクトマーケティング福島哲氏
 さらに大きな違いは、AirMac ExpressにはiTunesで再生中の音楽が送信できる「AirTunes」が搭載されているところだ。これにより、iTunesで再生中の楽曲をネットワーク経由で送信し、AirMac Expressに接続されたオーディオ機器で再生できるようになる。説明会では主にAirTunesのデモンストレーションが披露された。

 AirMac ExpressとPCやMacとの接続のパターンはさまざまあるが、一番簡単なのは、無線LANで1対1でつなぐ方法だ。これは、PCまたはMacの無線LAN設定でAirMac Expressに接続。すると、iTunesの左下に接続できるAirMac Expressが表示され、クリックするとオーディオ機器で再生できるといった流れだ。

 またAirMac Expressをアクセスポイントとして利用する場合には、「AirMac Expressアシスタント」を用いて設定を行う。この場合でも、接続できるAirMac ExpressがiTunesに表示され、選択するだけで利用できる。

 いずれも、アップルのゼロコンフィグ技術「Rendezvous」が採用されており、AirMac ExpressのIPアドレスを指定するような設定は不要だ。

 ほか、クライアント機能によりほかのアクセスポイントに接続したり、リピーター機能「WDS」を搭載しているため、既存のネットワークに参加させることもできる。また、USBポートも用意されておりプリンタサーバとしての機能も備える。

 さらに、AirTunesでは音楽の伝送に「Apple Lossressエンコード」が採用されているため、音質の劣化はほとんど無いと言っていいだろう。デモンストレーションでは高さ1メートルほどの本格的なスピーカが用いられていたが、圧縮によるひずみやノイズは感じられなかった。

(左)Windows用の「AirMac Expressアシスタント」
(右)iTunesに接続できるAirMac Expressが表示された画面


(左)用意されたデモンストレーション環境の1つでAirMac Expressがシャープの1ビットデジタルアンプに接続されている
(右)AirMac Express



 なお、6月にAirMac Expressが発表された際には7月に発売されるとされていた。しかし「もうじき出荷できる」(同社のプロダクトマーケティング福島哲氏)といった発言にとどまり、明確な時期は示されなかった。
《安達崇徳》
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