FeliCaへのアプリケーション追加を容易にするためフォーラムが設立 | RBB TODAY
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FeliCaへのアプリケーション追加を容易にするためフォーラムが設立

IT・デジタル その他
 ソニーブロードバンドソリューションなど8社は、FeliCaの共通フォーマットを策定し「FeliCa共通利用フォーマット推進フォーラム」を設立した。FeliCaにおけるマルチファンクション化を促進するのが目的。

 このフォーマットが普及すれば、たとえば鉄道会社で発行したプリペイドカードに、あとからコンビニで電子マネー機能を追加するといったことが可能になる。

 ICカードは、磁気カードと比較して大容量の記憶媒体を持っているため、1枚のカードで鉄道用プリペイドカードと電子マネーなど複数のアプリケーションを導入することが可能だ。しかし、SuicaやEdyなどで利用されているICカードのプラットフォーム「FeliCa」にアプリケーションを追加するためには、最初にインストールされたアプリケーションの鍵情報の公開やカードの全数回収などが必要だった。そのため、実際にはあとからFeliCaにアプリケーションを追加するのは困難だ。

 そのため、これら8社が「FeliCa共通利用フォーマット」(FCF)を策定しフォーラムを設立した。FCFでは、FeliCaに記録してある利用者の名前、ID番号などの情報を共通化。さらに、FeliCa内の空きエリアを設定することで、アプリケーションの追加を容易にしている。

●FeliCa共通利用フォーマット推進フォーラム参加メンバー
 王子製紙、共同印刷、昌栄印刷、ソニー宮城
 大日本印刷、凸版印刷、トッパン・フォームズ
 ソニーブロードバンドソリューション
《安達崇徳》
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