電子マネー、プリペイドカードの次に狙うのは認証サービス。ソニーがFeliCaのあらたなソリューションを提案 | RBB TODAY

電子マネー、プリペイドカードの次に狙うのは認証サービス。ソニーがFeliCaのあらたなソリューションを提案

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電子マネー、プリペイドカードの次に狙うのは認証サービス。ソニーがFeliCaのあらたなソリューションを提案
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 1997年の登場以来、FeliCaは、JR東日本のプリペイドカード/定期券「Suica」や電子マネーの「Edy」などで採用されている。そのほかにも国内では、長崎県営バス、佐世保市営バスで、海外では香港やシンガポールの地下鉄やバスで導入実績がある。

 これらの事例を見ると、これまでFeliCaは電子マネーや公共交通機関のプリペイドカードを中心に展開していたといえる。しかし、社員証やマンションのセキュリティシステムなどあらたなソリューションの提案も始めているようだ。ソニーグループの法人向けイベント「Business Solution 2003」でソニーブロードバンドソリューションの川上嘉彦氏が明らかにした。

 社員証としては、ソニーグループ各社が先駆けとなり、すでに数社で採用されいているという。カード1枚で、タイムカード兼入館許可証になるほか、食堂の支払いや駐車場の入場券などにも利用できるという。これら複数の機能を1枚のカードにまとめると、たとえば「社員証をかざしている間しかPCを使えないように制限をかけた場合、外出時は必ず社員証を持って出かけるようになるため、PCのセキュリティが守られる」などのメリットも生まれるようだ。

 また、ダイア建設がつくば学園都市にて建設を進めている分譲マンション「ダイアパレスつくば学園都市WIVE」での導入事例も紹介された。ここではFeliCaが、AVルームやトレーニングルームなど共有スペースの入室証や、マンション内に設置している自動販売機での支払いに利用されている。昨今のマンションにはピッキングによる被害が増大していることから「ホームセキュリティ」は物件を選ぶうえで重要な要素になっている。そのため、同社では販売するマンションにICカードを用いたカギを採用することになった。このとき、付加サービスの提供や物件ごとのカスタマイズが容易なためFeliCaを採用することになったようだ。

 FeliCaは、全世界で約3,500万枚(2003年1月現在)が利用されている。すでにICカードのプラットフォームとしてはかなり大きな地位を占めているといってよい。過去の実績はもとより、あらたな市場開拓によりFeliCaの普及はいっそう拡大すると思われる。

ソニーブロードバンドソリューションの川上嘉彦氏
《RBB TODAY》

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