女の生き方、教えて欲しい? BB&劇場シネマ「プチ美人の悲劇」〜とよた真帆&オセロ松嶋が舞台挨拶 | RBB TODAY
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女の生き方、教えて欲しい? BB&劇場シネマ「プチ美人の悲劇」〜とよた真帆&オセロ松嶋が舞台挨拶

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女の生き方、教えて欲しい? BB&劇場シネマ「プチ美人の悲劇」〜とよた真帆&オセロ松嶋が舞台挨拶
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 ブロードバンドタワー(BBTower)とエッジの共同企画として10月24日よりブロードバンド配信がスタートした「ラヴスト!」から、話題作「プチ美人の悲劇」の劇場版試写会が10月27日、丸ビルホールで開催された。

向かって右端から香月秀之監督、出演者のとよた真帆、松嶋尚美、渡瀬美遊
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 この作品は、テレビのコメンテーターとしても活躍する人気作家・室井佑月と、“官能から福祉まで”のキャッチフレーズで活躍中のライター・丸山あかねによる同名の対談集を原作に、とよた真帆、オセロの松嶋尚美、長島一茂らをキャストに、ニュークラシック映画の第一人者である香月秀之監督が映像化したもの。

原作者の室井佑月(右)、丸山あかね(左)
 試写会に先立って行われた舞台挨拶には、香月秀之監督のほか、出演者のとよた真帆、松嶋尚美、渡瀬美遊、原作者の室井佑月、丸山あかねが出席。作品の仕上がりについて、香月監督は「最高の出来」と自信のほどを伺わせ、室井も「本も面白いけど」と前置きをしたうえで、「とてもよく出来ている。対談集をどう映像化するのか疑問であったが、自分たちの本とは思えない仕上がり」と大絶賛した。

「理想の男性はオタク」というとよた真帆(右)と、「お金持ちが好き」という松嶋尚美(左)
 また、「プチ美人とは?」の問いかけに、「もてる時代の顔だけど、ちょっとブス」(松嶋)、「女の子。大人ではない未完成な女」(とよた)、「自分が大好きで、大嫌いな女。だれにでもあてはまる」(丸山)、「浜崎あゆみを抜かしたほとんどの人」(室井)。それぞれの解釈の中では、多くの女性がプチ美人ということになりそうだ。

 今作品で、女優デビューを果たした松嶋であるが、ほとんどの台詞に共感できたということで、自然体で演技に臨めたようだ。また、とよたと監督が夫婦だと思っていた(とよたは昨年、青山真治監督と結婚)など撮影中のエピソードを語り、会場を沸かせた。

 ストーリーは、渡瀬美遊演じる新人漫画家・友美が自立した女性—とよた演じるひとみと、松嶋演じる佑子—を取材することから始まる。毎回、取材テーマから脱線して語られる二人の過去の男自慢に戸惑いながらも取材を続ける友美。ところが、友美の彼氏こそが、二人の一番忘れられない男だった……。

 全編を通して展開される、とよたと松嶋のテンポの良い言葉のキャッチボールが心地よい作品。二人の結婚観や、「5万円の食事をご馳走してくれる男と、10万円のブランド物のバックをプレゼントする男、どっちがいい?」など、次々と飛び出す究極の選択に、半ば呆れながらも、時には思わず頷いたり、一緒に悩んでしまう女性も多いのではないだろうか。香月監督が60年代を意識したというサウンドと、フランス語のナレーションが独特な雰囲気を醸し出す、大人のエッセンスが香る、ちょっと変わったラブストーリーに仕上がっている。

 「プチ美人の悲劇」は、現在、エッジが運営するポータルサイト「Livedoor」内の「Livedoor STREAMLINE」において配信されているほか、全話を90分間に編集した劇場版が全国のミニシアターで公開される予定だ。インターネット配信では、1話15分の全12話が3か月にわたって追加公開される。配信帯域は500kbps・56kbpsで、Windows Media Playerを利用して、だれでも無料で見ることができる。
《編集部》
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