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ドーガ、ライブ配信サービスを一般向けに提供

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 ブロードバンドコンテンツ配信事業を行うドーガは、ライブ中継の映像をインターネット経由でブロードバンド配信できる「任せて安心! まるごとライブ配信サービス」の一般向けサービスを開始した。ライブ中継後にオンデマンド配信するサービスも提供する。

 このサービスを使えばライブイベントやコンサートのほか、セミナーやカンファレンス、企業の株主総会の模様などをライブ配信することが可能になる。また大学やゼミの講義を受講者に配信すれば、リアルタイムで「在宅学習」することもできる。

 しくみは、まず会場にエンコーダやミキサー、HUB、ルータなどの設備を設置。これにより会場で撮影している映像をリアルタイムでエンコードしながら、同社のデータセンターに送信する。データセンターからは配信サーバを通してインターネット経由でエンドユーザに配信されることになる。別途、スプリッタを用意すれば、多数のユーザに向けての大規模な配信も可能だという。

 ただしこのとき問題になるのは会場の通信環境だ。会場に光ケーブルが引き込まれていればもちろん問題はないが、ADSLの場合は安定性がネックになることもある。そこで同社では、イベント期間に合わせ一時的にISDN回線を引くための回線手配の代行も行う。

 ISDNの場合、たとえば64kbpsの回線を8本集約すれば理論上512kbpsになる。こうすればビットレートが500kbpsのコンテンツを配信することが可能になる。

 同社によれば、「ライブ配信で重要なのは上りの帯域で、ライブの最中に上りが急に遅くなったりすれば品質が落ちます。従来のライブ配信はADSLを使ったものが多いのですが、ADSLではこのように安定性にムラが出る場合もある。そこで弊社では会場の環境に応じ、ISDN回線の手配代行も行う体勢を取っています」としている。
《RBB TODAY》
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