光収容回線にもDSLを! —DSL作業班第7回でパラダインが提言 | RBB TODAY

光収容回線にもDSLを! —DSL作業班第7回でパラダインが提言

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 情報通信審議会のDSL作業班の第7回会合で、パラダイン社から光収容回線を利用するユーザ向けにDSL展開をおこなうための提言が出された。DSL作業班は、スペクトル管理のありかたを検討するための会議であり、光収容そのものはスペクトル管理とは直接関係しないトピックではあるが、エンドユーザとして気になる話題だ。

 パラダインからの意見は、いわゆる「光化」された回線におけるDSLサービスの推進を求めるもので、RTにDSLAMを設置し、DSLサービスを提供できるようすべきだという提言。(RTは、ユーザ宅近くに設置されて、光ファイバと電話回線をつなぐ装置)

 RTによる部分的光化が行われてから時間がたっているエリアでは、代替用の残置メタル回線も撤去されているケースが少なからずあり、こうなるとDSLサービスがまったく利用できない。エンドユーザ宅までの光ファイバ導入でFTTHが完成するのを待つのは時間がかかりすぎるとして今回の意見提出がなされたもの。

 アメリカでは、局からユーザ宅までの距離が大きくDSLサービスが行いにくい地域向けに、以前からRT内設置も可能な小型DSLAMも商品化されている。こうした機器が日本でも普及すれば、メリットは光収容エリアのユーザの救済だけではない。収容替えで残置メタル線を使うよりも距離が短くなることで、遠隔ユーザへのサービスを格段に高速化でき、RTの位置によってはVDSLすら可能だろう。RTの機器収容スペースや電源などいろいろと障害はありそうだが、ぜひ実現してほしいところだ。
《RBB TODAY》

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