走っている車でブロードバンド−KDDIらがDSRC技術を用いた実証実験を実施 | RBB TODAY

走っている車でブロードバンド−KDDIらがDSRC技術を用いた実証実験を実施

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 2000年よりKDDI、KDDI研究所、トヨタ、NTTデータ、日本電気、日立製作所の6社によって開発されてきた、DSRC(Dedicated Short Range Communcation:狭域通信システム)を利用した連続通信実験が実施された。

 DSRCは、5.8GHz帯を利用して道路に設置した装置と走行している車両間を無線で通信するシステム。特に、高度道路交通システム(ITS)分野において次世代通信技術として期待されているが、1つの基地局から通信できる範囲が直径30メートル程度と狭いため、これまでは高速道路の料金所でETC用が主な用途であった。

 本研究では、「移動する車両と連続して通信する無線伝送系高速ハンドオーバー技術」「異なるDSRC路側装置間でのシームレスなネットワークアクセスを実現するネットワーク系ハンドオーバー技術」「認証や決済などアプリケーションレベルでのハンドオーバー技術」「QoS制御技術」「電波干渉低減技術」の5つ。最終段階として、KDDI小山テクニカルセンターにおいて実験車両を用いて、実際に動画の受信や優先メッセージの通知・認証、決済・予約などの検証を行った。

 走行中の車でブロードバンド。夢物語だったことが、また一歩現実に近づいてきた。
《RBB TODAY》

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