アルファブリッジ、コンテンツ蓄積型・自動配信サービス「PuCa」を発表。14日より「毎日ニュースナビ」配信開始 | RBB TODAY
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アルファブリッジ、コンテンツ蓄積型・自動配信サービス「PuCa」を発表。14日より「毎日ニュースナビ」配信開始

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アルファブリッジ、コンテンツ蓄積型・自動配信サービス「PuCa」を発表。14日より「毎日ニュースナビ」配信開始
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中井戸 社長
「PCならではのインタラクティブ性を生かした面白いコンテンツを提供していきたい」と語る中井戸信英 社長
 ブロードバンドコンテンツの総合配信事業を行うアルファブリッジは、コンテンツ自動配信サービス「PuCa」(プーキャ)を発表し、本日6日、ユーザ向けのナビゲーションサイト「コンテンツナビ」を公開した。

 このサービスは、ブロードバンドの常時接続環境を活用し、ユーザの希望するコンテンツを、指定時間にユーザのパソコンに自動配信し、ユーザはPCのハードディスク内に蓄積されたコンテンツを、回線状況を気にせず、好きなときに利用できるというもの。このサービスは昨年2月に1か月間にわたり東京23区内のADSL/CATVユーザを対象に試験提供されたもので、このたび本サービスが開始されることとなった。

 コンテンツの視聴には無料の専用クライアントソフト「PuCaプレイヤー」を利用する。同ソフトがセンター管理と連動し、コンテンツの自動配信、更新、削除を自動的に行うため、ユーザは設定さえ行えば、あとは特に意識することなく、常に最新のコンテンツを視聴できるという仕組みだ。

 同社はこのサービスを、配信蓄積管理・更新・削除を行う「蓄積基本サービス」、ワンクリックでコンテンツ視聴可能なデスクトップアイコンの自動生成・メールによる更新通知・更新通知のポップアップ表示を行う「ユーザインタフェース」のユーザ向け機能、およびコンテンツの利用状況を分析して通知する「マーケティング支援」のコンテンツ提供者向け機能の、計3つのサービスをパッケージとして、コンテンツ提供者に提供する。料金は1Mバイトあたり2円/月で、たとえば、「10Mバイトのコンテンツを月4回、5千世帯に配信する場合」は200Gバイト(10Mバイト×4回×5,000世帯)のサービスとなり、月額40万円での提供となる。

 現在、同サービスの採用を決定しているのは、毎日新聞社のニュースコンテンツ「毎日ニュースナビ」、小学館の教育コンテンツ「ドラネット」、千趣会の「電子カタログ」の3コンテンツで、今後は出版、新聞、教育、通信販売、エンターテインメント(ゲーム・音楽・映画)、量販店、電気メーカなど20社程度が採用する予定という。

 まずは「毎日ニュースナビ」が11月14日よりOCN会員向けにスタートし、会員3,000名を対象に来年2月28日までは無料で提供される。同サービスでは1週間分の新聞紙面の画像と動画ニュースが、蓄積型コンテンツにストリーミング配信を組み合わせたかたちで提供される。3月からは月額1,500円(予定)の有料コンテンツとして提供される。なお、有料コンテンツの課金・決済についてはBIGLOBE、OCNなど大手ISPを通じて行われる予定だ。

毎日ニュースナビ
毎日ニュースナビ。新聞記事と動画ニュースをひとつの画面で提供。11月14日配信開始


 今後は、課金・決済システムの多様化、より大容量なDVDクオリティ映像コンテンツの配信などが検討されており、同社は2003年には50万ユーザ・50コンテンツ契約、2004年には100万ユーザ・100コンテンツ契約、2005年には200万ユーザ・150コンテンツ契約を目指す。“世界初!ブロードバンド宅配便”と謳う同サービスが、新しいコンテンツ配信のスタイルとして定着するのか、またユーザにどのように受け止められていくのか、今後の展開に注目したい。
《RBB TODAY》
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