NTTコミュニケーションズ、「NTT/VERIOグローバルIPネットワーク」を用いた国際CDNサービスを提供開始
ブロードバンド
その他
この国際CDNサービスが対応するフォーマットは、通常のHTTPによるテキストや静止画のほか、Windows Media、Real、QuickTimeなどの動画にも対応。動画についてはライブ配信と蓄積型配信の両方が行える。
国際CDNサービスは、日本、米国、欧州の主要接続ポイントにコンテンツ配信専用のリバースプロキシーキャッシュ(コンテンツキャッシュサーバ)を設置するほか、BGPエニキャストを用いてDNS問い合わせ時間を短縮、ユーザから見たCDN性能を向上させたとしており、今後は日・米・欧以外のアジア地域などへもカバーエリアを拡大する計画だ。
現時点では、著作権の問題などで国を超えての映像・音楽配信は難しいが、今後DRM(デジタル著作権管理)の標準化などによってこうしたサービスの需要は増えてくるものと思われる。