セガ、感情識別機能をもつアニメソフトを開発。コミュニケーションデザインへの応用も視野に | RBB TODAY
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セガ、感情識別機能をもつアニメソフトを開発。コミュニケーションデザインへの応用も視野に

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セガ、感情識別機能をもつアニメソフトを開発。コミュニケーションデザインへの応用も視野に
  • セガ、感情識別機能をもつアニメソフトを開発。コミュニケーションデザインへの応用も視野に
 セガは、CGアニメーションにおいて生理学的手法を用いた顔アニメーション(フェイシャル・アニメーション)ソフト「Magical Face(マジカル・フェイス)」を、顔面映像研究の第一人者である成蹊大学工学部 森島繁生教授と共同開発し、現在、Alias | Wave Front(カナダ)製のCGソフト「Maya」におけるプラグインとして稼動していることを明らかにした。

 このソフトは、人間の顔の筋肉構造をプログラム化したモデルと、CGキャラクターの顔面を同一化させ、CG編集することにより自動的に顔の表情を生成するというもの。人間の筋肉構造に近い霊長類などのCGキャラクターへの利用も可能となっている。さらに音声から感情を読み取り、感情に応じた表情を自動生成する機能、従来のソフトにくらべて飛躍的に作業の効率化(同社比150〜300倍)が図れることなどが特長となっている。

sega
(C)SEGA CORPORATION, 2002
 

 同社は「Magical Face」を、アニメーション、ゲーム開発におけるCGアニメーションツールとして、また将来的にはエンターテインメント分野におけるコミュニケーションデザインへの応用展開も視野に入れており、ブロードバンドコンテンツへの実用化にも期待したい。
《RBB TODAY》
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