イー・アクセス、国内一律3分10円のインターネット電話サービスを開始
ブロードバンド
その他
使用するソフトウェアはWindows Messenger4.5以上、もしくはMSN Messenger 4.5以上で、通話用にマイクとスピーカーが必要となる(Windows対応のヘッドセットやUSBハンドセットなども利用可能)。なお、Messengerを使用するには、マイクロソフトのPassportアカウントの登録が必要だ。
インターネット接続環境については、上り下りとも120kbps〜150kbps程度の帯域のあるブロードバンドサービスでの利用が推奨されており、通話に使用するPCにグローバルIPアドレスが設定されている必要がある。イー・アクセスのADSLサービスを利用している場合、USBモデムならそのまま使用可能。ルータタイプモデムの場合は、PPPoEモードに切り替えてPCからPPPoE接続をおこなえば、グローバルIPアドレスが付与される。
料金の支払いはクレジットカードで、プリペイドもしくはポストペイド(後払い)が選択できる。ポストペイドコースは基本料金が400円/月かかるものの、通話料金が安くなっている。国内通話がメインであれば、ポストペイドコースの方がお得といえるだろう。なお、国内通話については携帯電話・PHS宛の通話はできないという制限がある。
◆ポストペイドコース:
月額基本料 400円
通話料(国内):一律3分10円
通話料(国外):アメリカ本土1分7円、韓国1分9円など
◆プリペイドコース:
月額基本料 なし
通話料(国内):一律3分20円
通話料(国外):アメリカ本土1分11円、韓国1分13円など
。現在、お試しキャンペーンとして、プリペイドコースに3月31日までに契約したユーザのうち、先着5,000名を対象に、100円分の通話が無料になるキャンペーンを実施している。また、ポストペイドコースについても、2月・3月分の基本料を無料とするキャンペーンが設定されており、こちらは2月14日〜3月31日の間に契約した全員が対象となる。
利用時にはPCにグローバルIPアドレスが必要など、利用者側の環境についてやや敷居が高いサービスではあるが、グローバルIPアドレスとブロードバンド接続さえあれば、海外からでも日本国内に3分10円の通話が可能となるわけで、イー・アクセス以外の利用者でも利用できる点は大きなメリットとなっている。