「Maker Faire Tokyo 2015」では、多岐にわたって、ユニークなDIY作品が展示されていた。ここでは、前回までの記事で紹介しきれなかった面白い作品について紹介しよう。
IoT関係で特に注目したいのは、意外なところでの活用法だ。たとえば料理の世界でもIoTが活躍する。「Maker Faire Tokyo 2015」に登場した、ごったがえしの「五感王」は、ABC朝日放送主催の「ABCハッカソン」で優秀賞を受賞した、味の変わる魔法のスプーンだ。
最近では大学や有志などで、DIYの自作衛星をつくる活動も広がってきた。たとえば東京大学と多摩美術大学のコラボによる芸術衛星「INVADER」は、実際に2014年2月に「はやぶさ2」とともにH-IIAロケットに相乗りし、宇宙に旅立った。
「Maker Faire Tokyo 2015」の宇宙/航空/サイエンスコーナーでは、さまざまなドローンやUAVが出展されていた。
「Maker Faire Tokyo 2015」で、既存のキーボードでリコーダーを鳴らしていたのはR-MONO Labの展示だ。それぞれド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの音階に対応するようにリコーダーの穴をふさいで、キーボードの鍵盤に対応させる。
「Maker Faire Tokyo 2015」では、ユニークな創作楽器のデモも行われていた。ロシアのレフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが発明した世界初の電子楽器・テルミンは有名だが、それをさらに発展させたようなユニークな電子楽器「Vocaleaper」が注目を浴びていた。
「Maker Faire Tokyo 2015」のインテルブースでは、おなじみの小型コンピュータ「Edisonモジュール」と「LEGO Mindstorms」を活用したアイデア満載の作品が展示されていた。
「Maker Faire Tokyo 2015」では、ユニークなミュージック演奏ロボットバンドのデモも行われていた。
1日と2日の両日、東京ビッグサイトにて「Maker Faire Tokyo 2015」が開催中だ。ここでは、初日に行われた「メントス×コーク大噴水ショー by EepyBird」のパフォーマンスの模様をお伝えしよう。