Allied Business Intelligence(ABI)によると、IPベースの音声通信マーケットは今後広がりを見せ、2006年までにキャリア向けゲートウェイの出荷数は1,700万に達する。また、音声通信自身がVoIP化しDSLゲートウェイの出荷数は2006年段階で300万ポートを越えると予測している。
ソニーは、、bit-driveユーザを対象に、電子メールの送受信時にウィルスチェックを行う「ウィルスチェックゲートウェイ」サービスの提供を開始すると発表した。ウィルス検出・駆除にはネットワークアソシエイツのソフトを使用しており、送信と受信の両方に対してチェックが行われる。
NTTコムウェアは、Linuxを搭載した超小型ホームゲートウェイ「L-BOX」のサンプル出荷を開始したと発表した。L-BOXは、CATV/DSLモデムと家庭内のハブの間に設置して、ローカルルータ・ファイアウォールとして使用できるほか、携帯電話などからボタンや音声によって、宅内の家電をコントロールしたり、施錠状態の把握などが可能。
NTT西日本は、石川県金沢市で6月末まで実施していた光サービスのフィールド実験「FTTH金沢トライアル」について、成果の報告を公開した。FTTH金沢トライアルは、FTTH上で展開するビジネスモデルの開拓や、家庭に導入されるであろうホームゲートウェイ製品の検証を目的として約1年間にわたって実施されていた。
NTT-MEのWAKWAKは、WAKWAK契約者に対してVoIP電話機能を提供する。WAKWAK契約者どうしは、基本料金だけで通話ができ、一般電話のゲートウェイを通過して一般電話と通話する場合は、90秒10円の通話料金となる。
NTTは、光サービス会社「NTTブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)」を設立したと発表した。NTT-BBは、ブロードバンド時代に必要とされる、コンテンツ流通やポータル運営、ネットワークの構築、セキュリティ、課金・回収といった幅広い事業領域をカバーする。また、パソコン以外の端末からブロードバンドコンテンツを楽しむためのホームゲートウェイの開発なども計画している。
日立製作所は、現在のギガビットルータ「GR2000」シリーズに、あらたに次期ハイエンドルータとして、最高40Gビット/秒までの回線に対応した上位モデルを追加する予定だと発表した。そのほか、新製品のアクセスゲートウェイ「AG8000」も発表された。これらは、6月6日からのNetWorld+Interop 2001 TOKYOの日立ブースで参考出品される。