
デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、ツエーゲン金沢と協働して、ホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に繋げる手話シャツを作製。11月16日の栃木SC戦で、誰もが共に暮らし続けられるまちづくりを目指す「Future Challenge Project」 が行われ、選手がウォーミングアップや入場時に手話シャツを着用した。
手話での応援歌

手話シャツは、「心の旗を振ろう」をテーマにしたチャリティーシャツで、表面にZWEIGENを指文字とアルファベットで併記。背面上部には、「挑戦を、この街の伝統に。」のクラブ理念ロゴを入れ、「挑戦」と「伝統」をそれに対応する手話として入れるなど、手話をデザインした。ツエーゲン金沢による手話シャツの売上の一部と今後実施するオークションの売上すべてを合わせ、ホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に活用する。
https://www.youtube.com/watch?v=wllyuCH9GNk
試合前には選手たちによる手話でのチャントをモニターで放映。応援歌『さあ行こう金沢』を畑尾大翔選手や西谷優希選手らが手話で実演。障がいのあるなしに関わらず、スタジアムでサッカーを楽しむための新しい試みとなった。
みんなでサッカー観戦を当たり前に


この日は、2021年からスタートした「Future Challenge Project」が行われた。向陽高校といしかわ特別支援学校の生徒が共同でつくった焼き菓子の販売や寄付先となる石川県立ろう学校が金沢星稜大学手話サークルと歌手の海蔵亮太さんと、『Believe』と能登半島地震復興ソング『A Hopeful Song』を披露した。また、ブラインドキック体験ブースも行われ、参加した少年は、「いつもは見えているからどこにゴールがあるかわかるけど、見えないとゴールもボールもどこにあるかわからなくて難しかった」と話した。

また、今プロジェクトの一環で障がい者の招待も行われ、その介助で参加した女性は、「西部緑地公園がホームスタジアムの頃から、視覚障がい者と一緒に観戦する取り組みをクラブが実施するなど、継続的に取り組みを行っているから、障がい者もサッカーを楽しめるようになってきている。それを普通のこととして、誰もが好きなサッカーを観戦して盛り上がれるチームになってほしい」と語りました。
J2昇格プレーオフへ

試合は、前半アディショナルタイムにPKで先制し、後半に追加点を決めたツエーゲン金沢が2-0で勝利。連敗を止め、J2昇格プレーオフ圏内の6位に浮上した。試合後の会見で辻田真輝監督は、「ホームでいつも以上の声援を我々のサポーターがつくり出してくれたことと、栃木からもたくさんのサポーターの方が来てくれて、J3ではありますが非常にいい環境で闘えた」と話した。

第37節ギラヴァンツ北九州戦は惜しくも1-2で敗れ、プレーオフへの出場確定は最終節へ持ち越しとなった。11月29日、ホーム最終戦でもある最終節は5位につける鹿児島ユナイテッドと対戦。満員のスタジアムで選手たちの後押しを。J2へ、自分たちの足で駆け上がれ。
https://www.youtube.com/watch?v=ttJBjH0tcis
ツエーゲン金沢について
ツエーゲン金沢は、サッカーJ2リーグに所属するクラブチームで、金沢市を中心に石川県全域をホームタウンとして活動。「ツエーゲン」は、ドイツ語で「2」を意味する“Zwei(ツヴァイ)”と「進む」を意味する“Gehen(ゲーン)”から、『チームとサポーターが共に進んでいく』ことを意味。金沢弁で「強いんだっ!」を意味する“つぇーげん!”もかけたチーム名です。
【OFFICIAL WEBSITE】https://www.zweigen-kanazawa.jp/
ヒュンメルについて
デンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、世界で初めてスタッド付きのフットボールブーツを開発し、1923年に誕生。革靴でサッカーをしていた当時、真っ平らな靴底にスタッドを付け、グリップ力の飛躍的向上をもたらし、今までできなかったプレーを可能にしました。そこで重過ぎるために理論上飛べないとされるマルハナバチ(ドイツ語でhummel)が努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、ブランドネーム&ロゴに採用。100年の歴史を経て、現在は、「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT(スポーツを通して世界を変える)」をビジョンに、独自のブランドストーリーを展開。新しいチャレンジを続けています。
【OFFICIAL WEBSITE】https://www.hummel.co.jp/
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