バイドゥ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:Feng Jiang)が提供するきせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」(iOS、Android版)は、防災週間にあわせて、新機能 「防災タイプ診断 with 防災ノート」 を公開いたします。日常生活の中で家族や友人と防災について話すきっかけは少なく、「大事だとわかっていても言い出しにくい」という声が多く見られます。Simejiは、若い世代にも身近な“診断コンテンツ”や“スマホでの記録・シェア機能”を活用することで、防災を楽しみながら自然に話し合えるコミュニケーションへとつなげていきます。

防災アドバイザー岡部梨恵子氏監修のもと、「机の下に隠れる」などの定番だけでなく、実際に役立つ行動や備えを、Z世代にもわかりやすく設計。診断で自分の傾向を知り、結果に基づいて自動生成される“#my防災ノート”を活用することで、家族との防災コミュニケーションを具体的に促進します。
また、防災週間に先立ち実施した調査では、「家族と防災について話したことがない」と回答した人は約3割、さらに2割は「覚えていない」と答えるなど、防災会話の不足が課題であることが明らかになりました。
こうした課題を受け、Simejiは“診断 → ノート → シェア”の流れを通じて、防災についての会話を始めるきっかけを提供し、世代を超えて家族や友人とのコミュニケーションを促進してまいります。
■新機能「防災タイプ診断 with 防災ノート」概要
■ 特徴1:防災タイプ診断実際の災害時を想定した設問で、自分の性格と行動傾向から16タイプに分類。
専門家の被災地での知見をもとに、各タイプごとに「特徴」「陥りやすい落とし穴」「おすすめ行動」を提示。
診断結果はSNSでシェア可能。楽しみながら会話のきっかけに。
■ 特徴2:防災ノート
診断結果に基づき、自分に合った「#my防災ノート」を自動生成。
専門家監修の「備蓄品リスト」を収録し、「家族のサポート項目」なども記録可能。
紙では続きにくいチェックリストを、スマホで手軽に管理・更新。
■ 特徴3:シェア&キャンペーン
診断結果をシェアすると、防災グッズが当たる抽選に参加可能。
「診断→ノート→保存→シェア」の流れを通じて、防災コミュニケーションを促進。
<体験可能期間>
2025年9月5日(金)17:00~未定
※本サービスは、予告なく終了となる場合があります。
<キャンペーン参加方法>
1)「Simeji」をスマホにダウンロード。(すでにダウンロードしている場合は不要。)
2)Simeji公式Xアカウントのキャンペーン投稿記載のURL、またはSimejiアプリ内TOPバナーから特設ページにアクセス。
3)特設ページで以下を実施。
STEP1:質問に答えて診断開始
STEP2:結果画面内「あなただけの 「#my防災ノート」を作成」をタップ
STEP3:入力を完了し、「この内容で完成して応募!」で診断結果をシェア
STEP4:Xにシェア後、特設ページに戻り「保存する」を押して端末に保存
※診断は何度でもお楽しみいただけます。
※マイページより何度でも再編集可能です。
※保存した「#my防災ノート」は大切な人にシェアしてご利用ください。
<賞品>
診断結果をXに投稿いただいた方の中から抽選で5名様に、防災アドバイザー厳選「防災グッズセット」をプレゼント。いざという時に必要なものを詰め合わせた安心セットです。
<当選連絡および賞品発送について>
当選者には、2025年10月15日(水)までに、投稿いただいたXアカウントにSimeji公式XアカウントよりDMにて当選連絡をさせていただきます。
※DMが受け取れない場合、当選が無効となりますのでご注意ください。
※Simeji公式XアカウントからのDMが受け取れるよう、設定のご確認およびSimeji公式Xアカウントのフォローをお願いいたします。
※賞品発送時までにSimeji公式Xアカウントのフォローが完了していない場合は、当選を無効とさせていただきます。
※賞品は、当選者様へ順次発送いたします。
■アンケート調査から見えた“今”のリアル
Simejiは、防災週間にあわせ「防災コミュニケーションに関する意識調査(n=8,793)」を実施。家族との防災会話や備えの実態について、家族との防災に関する会話や備えが、想像以上に少ない現状 が明らかになりました。
防災の話を家族と“話したことがない・覚えていない”若者は2人に1人
調査では、全体の約3割が「家族と防災を話したことがない」と回答。
また、「話したことがある」と答えた人に「最後に話したのはいつか」を尋ねると、約2割(19.4%)が“覚えていない”と回答。
Z世代・29歳以上いずれの層でも「話したことがある」と回答したのは半数程度にとどまり、とくにZ世代では「覚えていない」と答える割合が高い傾向に。


Z世代 n=1,265・29歳以上 n=1,030
実際、話し合った/話わなかった理由を聞いてみると以下のような回答が見られました。
◆「話し合ったことがない」と回答した人の声
「知識がなく情報もないので話し合わなかった(30代前半/男性)」
「あまり災害が起こる地域ではないため話題に出ない。(15~18歳/女性)」
「家族と離れて暮らしてるから(22~24歳/男性)」
「仕事が忙しいため、話し合う時間が作れない(40代/女性)」
「私が住んでる地域は災害などが起こらないし、防災グッズとかも揃えないといけないのが面倒だから(15~18歳/女性)」
「何から行動したらいいか分からない(23~25歳/女性)」
ここからは、「知識や情報の不足」「災害経験の少なさ」「地域性」「生活環境の制約」「心理的なハードル」など、複数の要因が“話さない理由”として浮かび上がっています。
◆「話し合ったことがある」と回答した人の声
「もし地震とかの災害が来た時にどこに逃げればいいのか気になったのと、学校で“親と話してください”と言われたから。(15~18歳/女性)」
「学校にて授業の一環で防災についてのお話を伺ったため。(19~22歳/男性)」
「非常用持ち出し袋の食品の期限確認をしたり、必要な物の再確認を災害のニュースを見る度にしているから。(30代前半/女性)」
「年々、自然災害も増えているのでニュースや情報番組を観つつ、ざっくりと話す程度ですが。子どもも大きくなり、家族それぞれが日常で過ごす場所と時間が異なるので。(50代/女性)」
「私の地域ではもう50年ほど大地震が来ると言われているが、今まで来たことがありません。そして、少し前ですが南海トラフ地震のアラート?が発表された際家族と話し合いました。(15歳未満/女性)」
「ちょうど7月5日に“大きな災害になる”とニュースやSNSで話題になったときに、改めて家族と避難のことを話しました。(26~28歳/女性)
ここからは、「学校やニュースといった外部のきっかけ」「日常の備えの習慣」「災害予測や報道による意識の高まり」など、話す理由や契機が多様に存在していることが分かります。
「そもそも話していない」「記憶があいまいで定着していない」――2重の会話不足が、防災対策の大きな課題となっている一方で、外部からの刺激を契機に“会話が生まれる”層も見られました。
防災に関する家族の会話は、単なる習慣ではなく 「意識を高める機会をどう作るか」 が重要であることが浮き彫りとなりました。
防災の話を切り出しづらい理由1位は「気まずさ」
「防災の話題を切り出しづらいと感じたことがあるか」という質問では、約3人に1人が「ある」と回答。
その理由は「気まずい」(23.5%)が最多で、次いで「親が真剣に聞かなそう」(21.2%)、「難しそうでよくわからないから」(15.7%)。
“わかっているけど言い出せない心理的ハードル” が、防災会話の不足を招いている実態が明らかになりました。

多くが「もっと話すべき」と認識、切り出しにくい人ほど強く意識
「家族と防災についてもっと話すべき」と回答した人は全体で約8割にのぼりました。特に「切り出しにくい」と感じている人では82.4%と、感じていない人(74.2%)を上回り、必要性を認識しつつも心理的ハードルを抱えている現状が浮き彫りとなりました。

備え不足、「水と食料はあるがトイレやバッテリーは不足」
「自宅に防災グッズを備えている」人は7割以上にのぼりました。
一方で、“十分に備えている”と答えた人は26.6%にとどまり、備えの中身に課題があることがわかりました。

また、常備しているものを尋ねた設問では「水や食料はあるが、簡易トイレやバッテリーがない」といった回答が目立ち、備えの偏りが明らかに。
備えられているグッズの上位は、懐中電灯(71.4%)、飲料水(62.5%)、除菌ウェットティッシュ(62.4%)など、生活必需品が中心。
一方で、災害時に欠かせない携帯トイレ(44.2%)、非常用バッテリー(38.9%)、家族の連絡先メモ(36.3%)は3~4割にとどまり、ヘッドライト(24.1%)、エマージェンシーブランケット(21.4%)といった重要アイテムの備えも十分とは言えません。
つまり「備えていると言っても、まだまだ足りない」実態が浮き彫りになりました。

今回の調査項目は、Simejiの「防災ノート」に搭載された専門家監修のチェックリストをもとにしています。
“最低限持ち歩くべき防災グッズ”とされるものですら不十分であることが明らかになり、日常的な備えの見直しが求められます。
防災チェックリスト未経験が多数派、デジタル管理へのニーズも
「家族と防災チェックリスト(災害時に必要な備えや行動を家族で確認するリスト)をやったことがあるか」と尋ねたところ、 「一度もない」と答えた人が72.6% にのぼりました。
さらに「1~2回やったことがある」人も23.2%に達し、チェックリストが習慣化されていないことが明らかになりました。

一方で、「紙ではなくスマホに残せる方が便利」と答えた人は全体で約75%。
多くの世代でデジタル管理・共有を望む声が強いことが浮き彫りになりました。
■監修:Simejiが提案する新しい“防災コミュニケーション”
今回の調査では、家庭内で防災について話す機会が少なく、心理的ハードルで会話が切り出しにくいこと、備えの偏りや不足、チェックリストが習慣化されていないことなど、多くの課題が明らかになりました。こうした背景を踏まえ、「防災タイプ診断 with 防災ノート」では、防災アドバイザー岡部梨恵子氏監修の診断を通じて行動の見直しを促し、行動チェックや備蓄確認リストを取り入れることで、“話す・備える・共有する”を自然に習慣化できる仕組みを提供します。
Simejiは、『もっと円滑なテキストコミュニケーションを、あなたと共に。』というテーマを防災領域にも広げ、本機能を通じて新しい会話のきっかけを提案します。今後も機能開発や意識調査を通じ、学校・自治体・企業と連携しながら、安心して利用できるコミュニケーション環境の実現を目指してまいります。
なお、本取り組みの内容に留まらず、Simejiとの活動にご興味をお持ちいただいた方は、以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。
https://forms.gle/DNRgzRH4ayGd5sPV6
■監修:防災アドバイザー岡部 梨恵子 さんのコメント

岡部 梨恵子 氏合同会社 BOUSAI LIFE MAP 代表
防災アドバイザー、防災士、FP・整理収納アドバイザー。
東日本大震災での液状化やライフライン停止をきっかけに「暮らしに寄り添う防災」をテーマに活動を開始。
企業・学校・自治体での講演や実践型セミナー多数。NHKや新聞各紙でのメディア出演、防災用品の開発協力など幅広く携わり、“誰でも無理なく続けられるシンプル防災”を広めている。
公式サイト:https://okabekataduke.info/
調査で明らかになった課題は、家族で防災を話す機会が少ないことです。
この診断と防災ノートは、楽しみながら自然に会話を生み、実際の備えへつなげられる仕組みになっています。
若い世代から家庭へ広がる“新しい防災の形”として、大きな一歩になることを期待しています。
さらに、この流れが学校や地域にも広がり、“わが家仕様の防災”が根付くきっかけになればと願っています。
■調査概要
調査名:防災コミュニケーションに関する意識調査調査対象:全国のSimejiユーザー
有効回答数:8,793件
調査期間:2025年8月25日~8月30日
調査方法:Simejiアプリ内アンケートフォームにて実施
調査主体:Simeji
■きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」について
Z世代に大人気!7,000万ダウンロード数(※)を誇るキーボードアプリ。キーボードのきせかえやエフェクト機能に加え、20万語以上の顔文字、連発コメのようなユニークな機能を備えたSimejiが表現豊かなコミュニケーションをお手伝いいたします。※2025年4月時点、当社調べ(Android版とiOS版の合算)
・HP:https://simeji.me/
・X(旧Twitter):https://twitter.com/Simeji_pr
・Simejiランキング:https://simeji.me/?p=news
・iOS版:https://itunes.apple.com/jp/app/id899997582?mt=8
・Android版:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.adamrocker.android.input.simeji
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