マーチャント・バンカーズ株式会社(以下、マーチャント社といいます。)は、2025 年7 月22 日付開示資料「Non-Fit 太陽光発電所開発に関するとの共同事業に関する業務提携の基本合意書締結のお知らせ」でお知らせしましたとおり、HTソーラー株式会社(以下、「HTソーラー社」といいます。)並びに株式会社REIT(以下、「REIT社」といいます。)と業務提携基本合意書(以下、「基本合意書」といいます。)を締結のうえ、3者共同によるNon-Fit 太陽光発電所開発事業の具体的案件について、準備を進めてまいりました。
このNon-Fit 太陽光発電所開発第1 弾のプロジェクトとして、別紙「Non-Fit 太陽光発電所開発事業案件一覧」に記載の耕作放棄地や遊休地20 件(以下、「開発用地」といいます。)を、Non-Fit 太陽光発電所に転用する事業に着手いたしました。
第1号案件の取り組みにあたりまして、マーチャント社は、2O25 年7 月25 日付でREIT社と業務委託契約書を締結、2025 年8 月6日付でHTソーラー社から開発用地購入の意思確認(今後、売買契約を締結)を受けるとともに、8 月7 日付でHTソーラー社と取引基本契約書を締結いたしました。
HTソーラー社から開発用地購入の意思を確認いたしましたので、8 月8 日にREIT社に対して開発用地にかかる業務委託料を支払っております。
なお、開発用地の各地権者とは、すでにREIT社が買主を指名できる条件付の売買契約を締結済みであり、マーチャント社は、REIT社から指名を受ける形で、HTソーラー社のために、開発用地の各地権者の間で土地売買契約を締結してまいります。
Non-Fit 太陽光発電所は、全世界的なテーマである「2050 年カーボンニュートラル実現」に向けて、大量の電力を消費する大企業中心に、自社で消費する電力を調達する手段としてのニーズが高まっております。
耕作放棄地の有効活用という社会的ニーズも兼ね合わせた事業として、Non-Fit 太陽光発電所の最終ユーザー(エンド)の具体的な需要を大前提に、HTソーラー社、REIT社並びにマーチャント社の共同事業者間の役割分担に基づく協力体制のもと、継続的・積極的に取り組んでまいります。
最終ユーザー(エンド)の需要が大前提となりますが、今回の20 件を皮切りに、毎月20 件程度のNon-Fit太陽光発電所開発に取り組んでまいります。
共同事業の具体的内容は以下のとおりで、今回の20 件の用地を、2025 年11 月頃、Non-Fit 太陽光発電所建設に必要な開発を済ませた状態でHTソーラー社が取得し、HTソーラー社は自社の高品質な太陽光モジュールとセットで、発注元である日本の大手企業に引き渡すものであります。
(1) マーチャンは、各開発用地について、HTソーラー社を買主とする土地売買契約書(開発業務完了後の引渡)を締 結し、HTソーラー社との取引基本契約書に基づき、Non-Fit 太陽光発電所建設に必要な開発を実施。
(2) マーチャント社は、REIT社との業務委託契約書に基づき、REIT社に、開発用地の権利調整、電力会社との系統連系等の開発業務を委託(開発期間は4 ヶ月程度)。
(3) マーチャンは、20 件の各開発用地について、開発してHTソーラー社に引き渡すため、地権者と土地売買契約を締結。
マーチャント社がこの提携事業を取組むにあたり、必要な投資資金は1 億円程度と見込まれ、2025 年7 月より着手し、2025 年8 月から2026 年10 月までの間に、3,000 万円程度の利益を見込んでおります。
以 上

配信元企業:マーチャント・バンカーズ株式会社
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