NewJeansがデビュー4周年を迎えた。
その一方で、“元メンバー”のダニエルが心境を明かしている。
ダニエルは7月22日、自身のSNSに「人生は時に曇ることがある。でも光はいつも再び戻ってくる」「その時まで輝き続けていてください。いつも感謝しています」とつづり、写真を投稿した。
公開された写真には、青空と川を背景にポーズを取るダニエルの姿が収められていた。オーバーサイズのジップフーディーにショートパンツ、デニムキャップ、大ぶりのシルバーリングピアスを合わせている。元所属事務所ADORとの訴訟が続く中、自身のファンに近況と感謝の気持ちを伝えたものとみられる。

現在、ダニエルはADORが提起した損害賠償請求訴訟の渦中に身を置いている。ダニエルを含むNewJeansのメンバーたちは2024年、ミン・ヒジン元代表の解任などを理由にADORへ契約解除を通知し、対立が表面化。しかし、約1年にわたる法廷闘争の末、ADORが専属契約の有効性確認訴訟の一審で勝訴し、その後、ヘリンとヘインは協議を経てADORへ復帰した。
続いてハニとミンジも復帰の意思を示し、ADORが「率直な対話を重ねた結果、ハニは裁判所の判断を尊重しADORと共に活動することを決めた。ミンジもADORと対話を続けており、相互理解を深めるための協議を継続している」と説明した一方で、ダニエルについては「NewJeansメンバー、ADOR所属アーティストとして共に歩むことは難しいと判断し、専属契約の解除を通知した」と明らかにした。
さらに、「今回の紛争を招き、NewJeansの離脱や復帰の遅延に重大な責任があると判断した」として、ダニエル本人と家族1人、そしてミン元代表を相手取り、約431億ウォン(約43億円)の損害賠償請求訴訟を提起した。
7月2日に開かれた第3回口頭弁論でADOR側は、ダニエルがメンバーの中で唯一、独自に音楽活動を行ったことや、雑誌を発行するなどの商業活動を単独で進めたこと、芸能事務所の役割を代替する組合の設立、中国資本との二重契約締結などを問題視していると主張。また、是正に向けた努力を行わず、むしろADORを非難したほか、事実を隠して信頼関係の回復を妨げたと指摘した。
これに対しダニエル側は、「原告側は証拠を都合よく編集し、専属契約有効確認訴訟の後になって初めて知ったかのように主張しているが、実際には以前から把握していた内容だ」と反論。さらに「ダニエルだけが重大な契約違反をしたかのように主張しているが、他のメンバーと共通する部分も多い。もし本当に重大な契約違反を問題にするのであれば、香港でのイベント出演も全員による契約違反に当たるはずだ」と主張した。
さらに「他のメンバーに是正を求めたと言うが、実際に何が変わったのか分からない。ダニエルにも機会が与えられていれば対応できたはずだが、その機会すらなかった」と述べ、双方の対立は現在も続いている。
なお同日、NewJeansはデビュー4周年を記念するスペシャルフィルムとメンバー別のソロフィルムを公開した。2024年にリリースされた日本デビューシングル『Supernatural』以来となる新たなコンテンツに、ファンから大きな関心が寄せられている。
4人が新たな一歩を踏み出す一方で、ダニエルをめぐる法廷闘争は現在も続いている。
◇ダニエル プロフィール
2005年4月11日生まれ。本名ダニエル・マーシュ。父はオーストラリア人、母は韓国人の二重国籍。オーストラリアで生まれ、幼少期を韓国で過ごしキッズモデルとして活動した。2012年から再びオーストラリアに生活拠点を移し、2019年に現地で開催されたBigHitエンターテインメント(現HYBE)主催のオーディションに参加。その後練習生となり、2022年にNewJeansのメンバーとしてデビューした。メンバーのなかで最も器用で、絵や料理が得意とも。2025年12月29日にADORより専属契約解除が発表され、NewJeansを脱退した。



