人気ガールズグループTWICEの再契約問題が、さらに大きな局面を迎えている。
ジョンヨン、ツウィ、チェヨンに続き、今度はリーダーのジヒョにまで“JYP離れ”の可能性が報じられたのだ。
もちろん、現時点で最終結論が出たわけではない。
所属事務所JYPエンターテインメント側も「TWICEは現在、再契約を協議している期間であり、事案が確定次第、公式立場を通じて案内する」と慎重な姿勢を示している。
それでも、TWICEの9人中4人に移籍の可能性が相次いで浮上したことは、決して小さなニュースではない。
JYP育ちのリーダー、ジヒョまで
7月14日、韓国メディア『ジョイニュース24』は、「ジヒョがJYPエンターテインメントを離れる方向で調整している」とし、「1人企画会社の設立が有力視されるなか、ジヒョが新たな挑戦に乗り出すことで、TWICEの今後の活動方向にも大きな変化が予想される」と伝えた。

複数のK-POP関係者の話として、「ジヒョは最近、JYPを離れて独自路線を歩む方向に定めた」とも報じている。
ただし、同報道によれば、TWICEとしてのグループ活動は今後もJYPとともに続ける見通しだという。個人専属契約とグループ活動の契約を分ける形で、活動を続ける可能性が高いとされている。
ジヒョは、単なるメンバーの一人ではない。
2015年のデビュー以来、TWICEを引っ張ってきたリーダーであり、メインボーカルだ。さらに、約10年にわたる練習生生活を経てデビューしたメンバーとしても知られている。
昨年にはJYP入社20周年を記念するコンテンツが制作されたほど、ジヒョはJYPの歴史と深く結びついてきた存在でもある。

そのジヒョにまで“JYP離れ”の可能性が出たことは、単なる個人移籍説以上の重みを持つ。ジョンヨンやチェヨンのような個人活動拡大の動きだけでなく、グループの中心を担ってきたリーダーにまで同様の報道が出たことで、受け止められ方は一段変わった。
TWICEの契約構造そのものが変わろうとしているのではないか、という見方が出るのも無理はない。
実際、TWICEをめぐっては、ここ最近、メンバーの去就報道が相次いでいる。
まず6月には、ジョンヨンがVAROエンターテインメントとミーティングを行ったことが報じられた。VAROは、ジョンヨンの実姉で女優のコン・スンヨンが所属する事務所でもある。
ジョンヨンは映画『新兵:ザ・ムービー』で女優デビューを控えており、俳優活動を視野に入れた動きではないかと注目された。

続いて7月14日には、『News1』がツウィについて、JYPと再契約しないことで合意したと独自報道した。ただし、ツウィは今後もTWICEとしての完全体活動を続ける予定だとも伝えられている。

さらに同日、『スポーツ京郷』は、チェヨンが個人活動のために別の芸能事務所とミーティングを行ったと報じた。チェヨンについても、JYPとの関係を完全に断つというより、TWICEとしての活動と個人活動の契約を分ける案が取り沙汰されているという。

そして今回、リーダーのジヒョにまで1人企画会社設立説が浮上した。ジョンヨン、ツウィ、チェヨン、ジヒョ。これでTWICEの9人中4人に、JYPを離れる可能性や他事務所との接触が報じられたことになる。
TWICE、解散の危機?
では、これはTWICEの解散危機なのだろうか。
必ずしもそうとは言い切れない。むしろ、複数の報道で共通しているのは、個人活動とグループ活動を分ける可能性だ。
所属事務所が変わっても、TWICEとしての完全体活動はJYPが担当する。そうした“別々に、しかし一緒に”という形が現実味を帯びている。
実際、今のK-POPでは、このような形は珍しくなくなっている。BLACKPINKはグループ活動についてはYGエンターテインメントと契約を維持しながら、個人活動ではメンバーそれぞれが別の拠点を持っている。Red VelvetやMAMAMOOなど、第3世代ガールズグループでも、個人活動とグループ活動を分けるケースは増えている。
つまり、現在の再契約の注目点は「TWICEが続くのか、終わるのか」という単純な二択ではない。

むしろ焦点は、TWICEが“JYP所属の9人組”という従来の形から、JYPがグループ活動を担い、個人活動はそれぞれの拠点で広げるチームへと変わるのかどうかだ。
TWICEは2015年にデビューし、2022年にはメンバー全員がJYPと一度再契約した。“魔の7年”を乗り越え、9人全員で同じ会社に残ったことは、当時大きな意味を持った。
それから4年。今回の再契約シーズンで浮上しているのは、解散か継続かという単純な話ではなく、9人がそれぞれの個人活動をどう広げ、同時にTWICEという名前をどう守るのかという、新しい課題だ。
ジヒョにまで移籍説が出た今、TWICEは「JYPエンターテインメントのTWICE」から、より柔軟な形のTWICEへ進む分岐点に立っているのかもしれない。
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