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「俳優たちに迷惑をかけるな」韓国の“アイドル出身俳優”が浴びた辛辣な一言 偏見を覆す人、酷評される人

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「俳優たちに迷惑をかけるな」韓国の“アイドル出身俳優”が浴びた辛辣な一言 偏見を覆す人、酷評される人
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「俳優たちに迷惑をかけるな」

アイドル出身という理由だけで、そんな辛辣な言葉を浴びた俳優がいる。

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U-KISS出身の俳優イ・ジュニョンだ。

7月1日に放送された韓国tvNの人気バラエティ『ユ・クイズ ON THE BLOCK』の次回予告で、イ・ジュニョンはアイドル出身俳優として活動するなかで受けた偏見を打ち明けた。

2014年にU-KISSのメンバーとしてデビューしたイ・ジュニョンは、その後、俳優として活動の幅を広げてきた。『甘くない女たち~付岩洞<プアムドン>の復讐者~』『マスクガール』『おつかれさま』などに出演し、最近ではJTBCドラマ『新入社員カン会長』で主演俳優としての存在感を固めている。

今でこそ“俳優イ・ジュニョン”として認識されるようになったが、その道のりは決して平坦ではなかったようだ。彼は予告映像で、最も傷ついた言葉として「俳優たちに迷惑をかけるな」と言われた経験を明かした。さらに、無名時代には生計のためにコンビニでアルバイトをしていたことも告白している。

偏見を実力で覆してきた“演技ドル”たち

イ・ジュニョン
(写真提供=OSEN)イ・ジュニョン

その言葉が重いのは、単なる個人への叱責ではなく、韓国のドラマ・映画界に根強くあった“アイドル出身俳優”への視線を象徴しているからだ。

かつて「アイドル出身」という肩書きは、演技力への不安とほぼセットで語られていた。ステージ上では華やかな人気を誇っていても、ドラマや映画の現場では発声、表情、呼吸、感情表現の未熟さが露呈するケースもあった。

人気やファンの動員を狙ったキャスティングではないかという疑問もつきまとい、「どうせ話題性で選ばれたのだろう」という先入観が先に立った。

イ・ジュニョンが浴びた「迷惑をかけるな」という言葉も、その延長線上にある。実際の演技を見て評価される前に、出身だけで“足を引っ張る存在”と見なされていたということだ。

ただ、今は状況が大きく変わっている。

アイドル出身俳優は、もはや珍しい存在ではない。イム・シワン、ド・ギョンス、イ・ジュノ、少女時代のユナ、キム・セジョン、パク・ジフン、チョ・ユリなど、作品の中で演技力を評価されるアイドル出身俳優は増えている。

イム・シワン
(写真提供=OSEN)イム・シワン

特にイム・シワンは、映画『弁護人』で“アイドル初の1000万俳優”というタイトルを得た後も、さまざまな作品で俳優としての地位を築いてきた。ド・ギョンスもドラマと映画を行き来しながら、アイドル出身という枠を超えた演技者として認められている。

パク・ジフンは『弱いヒーロー』シリーズを通じて評価を高め、観客動員数1600万人を突破した映画『王と生きる男』(原題)を通じて、Wanna One出身という肩書き以上に俳優としての存在感を印象づけた。

パク・ジフン
(写真提供=OSEN)パク・ジフン

背景には、アイドルの育成環境そのものの変化もある。今のK-POPアイドルは、歌とダンスだけでなく、カメラの前でどう映るか、表情をどう作るか、感情をどう伝えるかまで求められる。デビュー前から映像コンテンツや演技、バラエティ対応に触れる機会も多く、かつてより俳優活動への土台が整っている。

その意味で、「アイドル出身だから演技ができない」という見方は、明らかに古くなりつつある。

しかし、偏見が古くなったからといって、演技力への批判まで不要になったわけではない。

ここを見誤ると、今度は逆に「アイドル出身でもうまい人が多い」という雑な礼賛になってしまう。

それでも残る演技力への厳しい視線

実際には、アイドル出身俳優の評価は今も二極化している。

作品の中で説得力を見せれば称賛される一方、発声や台詞回し、表情の硬さが目立てば、人気の大きさに比例して厳しい視線を浴びる。

その代表的な例が、BLACKPINKのジスだ。

BLACKPINK・ジス
(写真提供=OSEN)BLACKPINK・ジス

世界的な人気を誇る一方で、女優としては『スノードロップ』『ニュートピア』『全知的な読者の視点から』などで、発声や声のトーン、発音の不自然さを指摘されてきた。

ある韓国メディアは「演技力をめぐる議論が起きなかった唯一の作品は、セリフがほとんどなかった特別出演の映画『憑依』くらいだ」とし、「最近公開されたNetflixドラマ『マンスリー彼氏』でも、状況は大きく変わらなかった。鼻にかかったような発声、不正確なセリフの伝達、基本的な動作までぎこちないという評価が相次いだ」と酷評している。

もちろん、ジスだけの問題ではない。世界的スターであるほど作品への注目度は高くなり、演技の弱点も大きく見えてしまう。

つまり、問題は「アイドル出身かどうか」ではなく、画面の中で視聴者を納得させられるかどうかに移っているのだ。

今後も、アイドル出身俳優は増えていくだろう。実際、TWICEのジョンヨンも映画『新兵:ザ・ムービー』(原題)にキャスティングされ、スクリーンデビューを控えている。劇中では看護将校役を演じる予定で、アイドル活動に加えて女優としての領域を広げようとしている。

TWICE・ジョンヨン
(写真提供=OSEN)TWICE・ジョンヨン

アイドルが俳優に挑戦すること自体は、もはや特別なニュースではない。むしろ問われるのは、その挑戦が作品の中でどれだけ自然に機能するかだ。

イ・ジュニョンが明かした傷は、かつての偏見の残酷さを思い出させる。同時に、今の“演技ドル”をめぐる評価基準が、以前よりもずっと現実的になっていることも示している。

「アイドル出身」というだけで疑われる時代ではないが、「アイドル出身だから応援されるべき」という時代でもないわけだ。

問われるのは出身ではなく、画面の中で何を残せるか。アイドル出身俳優たちも肩書きではなく、純粋に作品そのもので評価される時代に立っている。

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《スポーツソウル日本版》
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