2022年にSKE48を卒業後、タレントとして活躍を続ける須田亜香里。現在はタレント活動に加え、名古屋スポーツ広報大使を務めるなど、その明るいキャラクターと行動力で幅広い分野に挑戦を続けている。
6月25日(木)には、ニュージーランドを舞台にした写真集『アカリノアルヒ』を発売する。壮大な自然の中で撮影された今作は、これまでとはひと味違う魅力を収めた一冊。本人が「100点満点」と語る自信作には、以前から憧れていたファッションや世界観づくりへの思いも詰まっている。
アイドル卒業から4年。「一人が好きだと思っていたけれど、実は人といるのが好きだった」という意外な気づきから次回作への野望まで、写真集撮影の裏側とともに、今の率直な思いを聞いた。
運命のロケ地は「あみだくじ」 パリと迷って選んだニュージーランドの絶景

ーーーパリとニュージーランドの二択で、最終的にあみだくじでロケ地を決めたそうですね。どんな思いで行き先を選ばれたのでしょうか?
本当に「どちらでもいいよ」と言っていただいたんですが、実はどちらも行きたかったんです。パリは人生で一度は行ってみたい憧れの街でしたし、最近は自然に触れることで心がリフレッシュされる感覚を知って、大自然にもすごく魅力を感じていて。
「憧れを取るか、自然を取るか」という究極の選択だったので、悩んだ末にあみだくじで決めました。結果的にニュージーランドになったんですが、その時は思わず「やった!」って言っていました。
ーーー今回の旅で、特に印象に残っている場所や景色を教えてください。
クライストチャーチから車で1~2時間ほど走ると、壮大な自然が広がっているんです。その中で、特に印象的だったのがテカポ湖でした。
湖の色が本当にきれいで、少しグリーンがかったミルキーブルーのような色なんです。自然が生み出した色とは思えないくらい柔らかくて優しくて、鮮やかなのにどこか落ち着くような雰囲気があって。そこでしか見られない景色で、想像していた以上に感動しました。
ーーーご自身が特に気に入っているカットや、読者にぜひ注目してほしいカットを教えてください。

先ほどお話ししたテカポ湖で撮影したカットです。「善き羊飼いの教会」という有名な場所で撮影したんですが、「旅フォトブックらしさ」がすごく出ている1枚だと思っています。
当日は少し肌寒かったのでトレンチコートを着ていたんですが、そのシックな雰囲気もお気に入りです。これまでの写真集にはあまりなかったテイストですし、34歳の今の私が旅行に行くなら着たいと思うような、等身大のファッションが表現できたカットになっています。
あと今回は、一般的な写真集に多い縦型ではなく、あえて横型に挑戦しました。ページをめくった時に絵本のような感覚で楽しんでもらえたらうれしいです。縦型が主流だからこそ、あえて少し尖ったものを作ってみたかったんです。

「NGがなさそうなキャラ」だったからこそ叶わなかった 念願のおしゃれ撮影に100点満点

ーーー前作ではセクシーなカットも話題になりましたが、今回の作品ならではの“大人の魅力”が感じられるカットはありますか?
今までの写真集は、「布を減らしてなんぼ」みたいな部分もあったんです。でも、これまで見せられるものは十分見せてきたので、今回は新しい一面を見せたいね、という話になりました。そのため今回は、あえて露出にこだわりすぎず、ファッションそのものを楽しむことを意識しました。
お気に入りは、先行カットとして公開したプカキ湖での赤いドレスの写真です。露出は控えめなんですが、実は胸元や脇がざっくりと大胆に開いていて、ヘルシーな色気を表現できたと思っています。男性にも女性にも「かわいいね」と楽しんでもらえるような、ファンタジー感のある一冊になっています。
ーーー今回のフォトブックには、須田さんのどんな思いや願望が詰まっていますか?
アイドル時代はバラエティ番組などで「NGがなさそうなキャラクター」として活動してきたので、おしゃれな仕事とはすごく無縁だったんです。なんでもやってきた分、自分が本当にやりたいことを形にする機会は意外と少なかったかもしれません。
もちろんこれまでの写真集も満足のいく作品になっていますが、今回のように世界観をしっかり作り込んだファッション写真はなかなか経験がありませんでした。だから今回は、自分がやってみたかったことや憧れていた表現への思いを詰め込んだ作品になっています。私にとっては念願の“おしゃれ撮影”でしたし、大満足です。100点満点ですね。
「一人が好き」はアイドル時代だけだった 卒業後に気づいた“本当の自分”

ーーーSKE48卒業から4年が経ちましたが、ご自身の中で変わったと感じることはありますか?
あります、あります! “おひとり様”が好きだったのはアイドル時代だけでした。当時は周りに人が多すぎたので、一人の時間を大切にしていただけだったんです。卒業してから気づいたんですけど、私は一人が好きなんじゃなくて、むしろすごく人が好きでした。
最近は仕事が終わって、一緒に夜ご飯を食べる相手がいないと寂しいんですよね。卒業してみて、「私には人が必要なんだな」と気づきました。
ーーーファンの方との距離の近さでも知られる須田さんですが、人とのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?
相手に興味を持つことですかね。興味を持つことで、自然と前のめりに相手の話を聞けますし、その人のパーソナルな部分を知ることで関係性も広がっていくと思うんです。
特にファンの方たちとは、家族のようにお互いのことを把握し合っている関係性が好きで。そういうつながりを築いていけるのが嬉しいですね。私自身、人との出会いがすごく好きなので、やっぱり相手に興味を持つことが一番大事だと思います。
次回作は「ランジェリーしか出てこない写真集」!? 34歳で明かした新たな野望「体との勝負」

ーーー今作は34歳での撮影となりましたが、今後も写真集に挑戦したいという思いはありますか?また、次回作への構想があれば教えてください。
次回作もやりたいです! 次は本場ともいえるイタリアで、ランジェリーだけの撮影をしてみたいとスタッフさんに話していました。
下着を集めるのが好きで、いろいろ持っているんですけど、現地で調達したランジェリーだけで構成した写真集ができたら面白そうだなって。とは言ってみたものの、自分の体が追いつくのかどうかは考えていなくて。あくまで願望としてお話ししてみました。
あと、やっぱり大自然が素敵なスイスにも行ってみたいですし、パリでの撮影もまだ叶っていないので。まだまだやりたいことがいっぱい。時間が足りないかもしれないですけど、自分の体との勝負です!
ーーー写真集以外で、今後挑戦してみたいことはありますか?
仕事で挑戦したいのは、アクションです。体を動かすことが好きですし、親からもらった丈夫な体や、バレエの経験、SKE時代に挑戦したプロレスの経験も活かせるのはアクションだと思うんです。最近は少しずつ稽古も始めています。
プライベートでは、周りの友達がみんなゴルフを始めているので、私もやってみたいなと願望を膨らませています。
ーーー最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
この記事を読んでくださった皆さん、そして私に興味を持ってくださった皆さんへ、まずは出会ってくださりありがとうございます。
フォトブックのお渡し会では、皆さんと握手もさせていただく予定なので、文章や写真を通してだけではなく、1対1でお会いできることを楽しみにしています。










