歌手兼女優IUに対して、常習的に悪質な書き込みを行ったネットユーザーが、控訴審で懲役刑を言い渡された。1審では罰金刑を言い渡されていたが、控訴審で刑が重くなった。
5月31日、法曹界などによると、ソウル中央地裁の刑事控訴9-2部は、IUに対して悪質な書き込みをした疑い(侮辱罪)で起訴されたネットユーザーA氏に対し、懲役4カ月、執行猶予1年を言い渡した。
裁判所は、「A氏は女性被害者(IU)を指して、『詐欺師』『精神病』などの表現を使用した」として、「これは侮辱に該当し、侮辱の故意もまた認められる」と判断した。
続けて、「被害者が公的な人物であるとしても、このような表現は社会通念上、許容され得る水準を超えている」として、「被告人は2審に至るまで、犯行を否認して反省しておらず、被害者からも許されていない。同様の犯行を繰り返しており、再犯の危険性も極めて高い」と量刑の理由を説明した。

ただし、A氏が難治性のてんかんを患っており、感情のコントロールが難しい点や、作成したコメントを削除した点などにおいて、情状酌量が認められた。A氏が上告しなかったため、判決が確定した。
A氏は1審の裁判で、4件の悪質な書き込みをした容疑で罰金300万ウォン(約30万円)を言い渡されていた。しかし、IUに対して悪質な書き込みをしていた別の事件が新たに発覚したことで、控訴審では刑が加重された。
◇IU プロフィール
1993年5月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビュー。芸名のIU(アイユー)とは、“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽を通して1つになる」という意味が込められている。韓国の女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優としても並行して活動。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などの作品で主演を務めた。女優業は本名の「イ・ジウン」で行っている。



