韓国のサイバーレッカー系YouTubeチャンネル「タルドク(脱オタク)収容所」を法廷に立たせ、法の裁きを受けさせたSTARSHIPエンターテインメントが、アーティストを守るため再び“戦争”を宣言した。
5月11日、STARSHIPエンターテインメントは公式SNSを通じて、「(IVEの)ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソに対する名誉毀損、虚偽事実の流布、セクハラ、人身攻撃、侮辱、プライバシー侵害、その他悪意ある誹謗中傷を含め、当社アーティストを狙った悪質コンテンツを制作・流布する個人に対し、継続的に法的措置を取っている」と明らかにした。
STARSHIPエンターテインメントによると、ファンからの情報提供と独自モニタリングを通じて収集した資料を基に、X(旧Twitter)、DCインサイド、NAVER、Daumカフェ、NATE Pann、Instiz、theqoo、MLB Park、FMコリア、インスタグラム、フェイスブック、TikTok、ユーチューブなど、さまざまなプラットフォーム上の悪質投稿について、捜査当局に告訴状を提出したという。
これまで韓国芸能界では、悪質コメント投稿者への対応が、“見せかけの警告”や軽い処分で終わるケースも少なくなかった。しかし、STARSHIPエンターテインメントは違った。
2022年に始まった彼らの戦いは、単なる告訴状の提出にとどまらず、韓国国内の法網を逃れ、海外サーバーに隠れていた「タルドク収容所」運営者A氏の正体を突き止め、法廷に立たせるまでに至った。
さらに、アメリカ裁判所の「ディスカバリー(情報開示手続き)」制度という異例の手段まで用い、悪質投稿者根絶の先頭に立ちながら、オンライン上の匿名性が決して“無敵の盾”ではないことを証明した。

A氏は裁判の過程で「公共の利益」を主張したが、裁判所はこれを認めなかった。昨年6月4日、ソウル中央地裁は、STARSHIPエンターテインメントがA氏を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で、A氏に対し、STARSHIPエンターテインメントへ5000万ウォン(約500万円)を支払うよう命じる、一部勝訴判決を下した。
裁判所は、A氏による虚偽映像の制作および投稿行為が、STARSHIPエンターテインメントの名誉と信用を毀損し、業務を妨害したと判断。特にウォニョン関連の映像については、客観的事実に基づかない恣意的な編集であり、出所不明の誹謗投稿を抜粋したに過ぎないと厳しく指摘した。
このように執念深い追跡で悪質投稿者を摘発し、“根絶”の先頭に立ちながら重要な前例を残したSTARSHIPエンターテインメントだけに、今回の“戦争宣言”も単なる見せかけの警告では終わらないとみられている。
「最後まで追いかけて捕まえる」という前例を示したSTARSHIPエンターテインメントは、すでにあらゆるオンラインコミュニティやプラットフォームを常時モニタリングし、相当量の証拠を確保している。
「投稿が削除、または非公開化されたかどうかに関係なく、証拠として提出した」という公式コメントは、匿名性の裏に隠れた人々への冷徹な警告として受け止められている。

特にSTARSHIPエンターテインメントは、「このような行為は明白に違法であり、いかなる場合でも容認できず、どんな理由でも正当化されることはない。当社はこうした問題について寛容や例外を認めず、法が許す最大限の範囲内で、すべての責任者を厳しく処罰する」と強調。単なる警告に終わらせない姿勢を改めて示した。
匿名という盾に隠れ、アーティストを傷つけ続けてきた“サイバーレッカー”時代の終わりは、すでにSTARSHIPエンターテインメントによる「タルドク収容所」への厳罰によって示されている。
「寛容なく、刑事告訴や民事訴訟を含む厳重な法的措置を継続的に推進する予定」と、期限なき“悪質投稿者との戦争”を宣言しただけに、“悪質コメント根絶”へさらに一歩近づけるのか注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)



