韓国への入国が禁止されている歌手ユ・スンジュンが、ファンからのコメントを読みながら涙を流した。
5月9日、ユ・スンジュンのYouTubeチャンネルでは、「これからは私が直接お話しします! ユ・スンジュンQ&A始めます」というタイトルの動画が公開された。
動画の中でユ・スンジュンは、これまで自身に寄せられてきたファンからの様々な質問やコメントに直接答えている。
ユ・スンジュンは、「兵役にさえ行っていれば、みんな愛していたから許してくれていただろうに、残念だ」というコメントを見て、複雑な表情を浮かべた。特に彼の胸を打ったのは、かつて自身を激しく非難していたというファンからの後悔を込めたコメントだった。
続いて、自身を「2人の娘の父親」だと紹介したファンは、「当時、ニュースを見ながらひどく悪口を言っていた一人です。でも人生を生きる中で、なぜあんなふうに一緒になって非難していたのかと思い、申し訳ない気持ちになりました。また会いたいです」とコメント。これを読んでいたユ・スンジュンは、ついに目を赤くし、うつむいた。

ユ・スンジュンは、「私に申し訳なく思う必要はありません。むしろ謝るべきなのは私の方です」とし、「あのような記憶を残してしまったことについて、改めて申し訳なく思っています。もし機会があれば、良い思い出だけをお届けできるよう努力したい」と謝罪した。彼は涙をぬぐいながら、「歳をとって涙もろくなった。不十分な自分を応援してくださって本当に感謝しています」と付け加えた。
ユ・スンジュンは2002年、兵役を控えていた時期にアメリカ国籍を取得したことで、兵役逃れ疑惑が浮上。これにより韓国への入国禁止措置を受け、20年以上にわたり帰国できない状況が続いている。その後、在外同胞ビザ発給をめぐり韓国政府との長年の法廷闘争を続けており、現在は3度目となるビザ発給拒否処分に対する控訴審が進行中となっている。
◇ユ・スンジュン プロフィール
1976年12月15日生まれ。1997年に1stアルバム『West Side』でデビューし、『Gaui』『Na Na Na』『Passion』『I Love You Nuna』『Wow』など数多くのヒット曲を出してトップスターに。入隊を控えていた2002年、韓国国籍を放棄してアメリカ市民権を取得し、兵役義務を回避。すると同年、韓国法務部から入国制限処分を受けた。以降、20年以上も韓国に入国できずにいる。英語名はスティーブ・ユ。



