BLACKPINK・ジスの粋な計らいが注目を集めている。
4月7日、個人事務所「BLISSOO」のスタッフに、自身がアンバサダーを務める「DIOR」の高級バッグをプレゼントしたことが明らかになった。
社員がSNSで感謝の投稿をしたことで話題が広がった、このエピソード。バッグは1点あたり400万ウォン(約40万円)を超える高額商品も含まれていたという。
こうしたエピソードは芸能界では珍しくなく、一種の美談として語られることも多い。過酷な撮影や長期ツアーを共に乗り越えるスタッフを、単なる仕事仲間ではなく、家族やパートナーとして尊重する文化が根付いている。
特に、側近であるマネージャーへの義理を重んじるケースは多い。俳優のキム・ヨングァンは、10年以上も苦楽を共にしたマネージャーの結婚式で費用を支援した上、自ら司会を務めたことで知られる。

また、世界的ヒット曲『江南スタイル』で知られる歌手PSYも、仕事の都合で出席できなかったマネージャーの結婚式費用を負担したエピソードが語られている。彼らにとってマネージャーは、成功の裏側で最も長く寄り添ってきた存在なのだ。
ほかにも、車をプレゼントするケースも多い。俳優チョン・ヘイン、女優ハン・イェスル、歌手イ・ヒョリ、ラッパーDOK2などが、マネージャーなどの近しいスタッフに高級車を贈ってきた。
そのなかでも特に有名なエピソードが、俳優のパク・ヘジンだ。彼は長年苦労を共にした所属事務所の代表に、約2億ウォン(約2000万円)相当の高級SUVをプレゼントしたことがある。しかも、自動車保険の加入手続きも済ませた状態で渡したという、至れり尽くせり状態と言える。

一方で、特定の個人ではなくチーム全体に感謝を示すスターもいる。歌手兼女優のIUだ。
IUに関しては、定期的に話題になる。直近でいうと、2024年のワールドツアー海外公演終了後、韓国に戻る際、100人以上のスタッフに帰りの飛行機のビジネスクラスをプレゼントしたことが日本でも大きな話題に。ほかにも同年には、ドラマ『おつかれさま』の撮影スタッフ全員に、10万円近い高級ヘッドホン「AirPods Max」を贈ったこともある。そして2025年には、ドラマ『21世紀の大君夫人』のスタッフに50万ウォン(約5万円)の商品券を配ったことも報じられた。

もちろん、高価な贈り物は決して義務ではない。それでもこうした美談が繰り返し出てくるのは、過酷な制作現場を共に乗り越える中で築かれる信頼関係があるからだろう。
スターの真の品格は、スクリーンの外で見せるスタッフへの感謝の姿勢にこそ表れているのかもしれない。



