U-23アジア杯連覇の日本と対照的。ベトナムにも敗れて“4位”の韓国が露呈した「3つの問題点」 | RBB TODAY
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U-23アジア杯連覇の日本と対照的。ベトナムにも敗れて“4位”の韓国が露呈した「3つの問題点」

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U-23アジア杯連覇の日本と対照的。ベトナムにも敗れて“4位”の韓国が露呈した「3つの問題点」
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日本が大会史上初の連覇を果たしたU-23アジアカップで、韓国は4位に終わった。大会で露呈した現実を直視しなければ、「最大の目標」である今秋の名古屋アジア競技大会の展望も暗くなるしかない。

イ・ミンソン監督が率いるU-23韓国代表は、1月24日(日本時間)に行われたU-23アジアカップの3位決定戦でベトナムと対戦。延長を含む120分を2-2で終え、PK戦(6-7)の末に敗れた。

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韓国はグループステージから3位決定戦までの計6試合で2勝2分2敗にとどまった。大会全体で攻守ともに物足りない場面が目立ち、イ・ミンソン監督をはじめとするコーチ陣には多くの批判が寄せられている。

では、今大会のU-23韓国代表は何が問題だったのだろうか。3つの視点から振り返りたい。

指揮官を悩ませた「負傷トラブル」

第一は「負傷トラブル」だ。欧州組の招集が難しいと判断した指揮官は当初、Kリーグでプレーする国内組の実力者でベストイレブンを組むことを構想していた。

しかし、予期せぬ負傷が相次いだ。U-23世代の有力選手であるファン・ドユン(FCソウル)やパク・ソンフン(FCソウル)、パク・ヒョンビン(水原三星ブルーウィングス)、ソ・ジェミン(仁川ユナイテッド)などが、負傷により大会メンバーから外れた。

昨季Kリーグ1部の年間ベストイレブンにも選ばれたカン・サンユン(全北現代モータース)も、イランとのグループ初戦(0-0引き分け)で前半途中に負傷交代し、左膝の内側側副靭帯損傷で代表離脱を余儀なくされた。

イ・ミンソン監督は攻守の間隔をコンパクトに保ち、強いプレスと素早い攻守の切り替えを軸とした戦い方を描いていた。だが主力が相次いで負傷し、彼らの穴を完璧に埋める代役をそろえることができなかった。それでも、主力センターバックのシン・ミンハ(江原FC)が大会2得点を挙げ、攻守で中心選手の役割を果たしたことは数少ない収穫だった。

自国で指摘される「モチベーション欠如」

第二は「モチベーションの欠如」だ。国内では「選手たちの切迫感があまり見えなかった」という見方が多く寄せられている。実際、日本との準決勝やベトナムとの3位決定戦において、韓国代表選手の「試合への没入度」や「闘志」が対戦相手と比べて不足していたとの声もある。

今大会には「アメ」がなかった。韓国ではすべての成人男子に兵役義務が設けられているが、スポーツ選手は五輪でメダル、アジア競技大会で金メダルを獲得すれば「芸術・体育要員」の資格で兵役免除の恩恵を受けられる。ただ、U-23アジアカップ自体は兵役特例の対象ではない。2028年ロサンゼルス五輪の出場権が懸かる大会も開催は2年後だ。

とはいえ、今回出場した2003年以降生まれの選手には、今秋に行われる名古屋アジア競技大会でメンバー入りの可能性がある。実際、今大会は「アジア競技大会の前哨戦」とも呼ばれていた。

だが現実的に、今大会のメンバーでアジア競技大会まで代表に生き残る選手は少ないように見える。本番ではペ・ジュノ(ストーク・シティ)やヤン・ミンヒョク(コベントリー)といった同年代の欧州組が合流する可能性が高く、兵役問題が解決していないオム・チソン(スウォンジー・シティ)やヤン・ヒョンジュン(セルティック)など、A代表経験のある欧州組もオーバーエイジ枠で選ばれる可能性があるからだ。

選手たちもその事情を理解している。であれば、アジア競技大会のメンバー入りを目指して無理をするよりも、負傷せず所属クラブへ戻ってプレーする方が良いと考えても無理はない。

U-23韓国代表
(写真提供=韓国サッカー協会)U-23サッカー韓国代表

数的優位も活かせなかった「戦術不足」

第三は「消極的な戦術」だ。最も悔やまれるのは日本戦である。韓国は日本のビルドアップを意識し、前半から4-5-1のフォーメーションで守備ブロックを築いて慎重に構えた。その結果、セットプレーで先制点を許した。結局、後半に攻勢をかけたが攻撃陣の力量が足りず、1点差で屈した。

ベトナム戦でも、相手選手の退場で数的優位に立ったにもかかわらず、シン・ミンハのように高さのある選手を前線に置いて空中戦を挑んだ以外に、決定的な場面を多く作れなかった。大会期間中、勝負どころで現有戦力を最大化させるひらめきや、大胆な戦術変化が見られなかったという批判が多い。

この3つの視点は、結局はイ・ミンソン監督とコーチ陣の責任に帰結する。アジア競技大会を前にしても、さまざまな変数は付きまとうだろう。サッカーで常に「100%の状態」を仕上げることは難しい。今からでも知恵を集め、緻密なプランB、プランCの構築に乗り出すべきだ。

イ・ミンソン監督は帰国後、報道陣に「良くない姿と結果をお見せしてしまい、ファンの皆さんに申し訳ないという言葉を重ねてお伝えしたい。9月のアジア競技大会が重要なだけに、より良いチームへ発展できるよう、信じて待っていてほしい」と語った。課題は明確なだけに、秋の本番までにどれだけ修正と積み上げができるかが、U-23韓国代表には求められる。

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《スポーツソウル日本版》
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