ボーイズグループASTROのメンバーで、俳優としても活躍しているチャウヌに、200億ウォン(約20億円)規模の脱税疑惑が浮上した。
年間収益が800億ウォン(約80億円)台に達するとの推測まで出るなか、デビュー以来揺るぎなかった「顔天才」の地位が揺らいでいる。
ある韓国メディアの報道によると、チャウヌは最近、国税庁から所得税などの脱税容疑により200億ウォンを超える追徴課税の通知を受けたという。
チャウヌが、所属事務所であるファンタジオとは別に、母親のチェ氏が設立した法人Aと所得を分配していたことが理由とされている。
国税庁は、法人Aが実質的に役務を提供していない「ペーパーカンパニー」であると判断した。実際、法人Aの所在地は江華島で、芸能関連の業務を行っている場所とは考えにくいことが明らかになった。

これを受け、チャウヌと母親が最高45%に達する所得税を回避するため、実体のない法人を前面に出し、所得税率より20%以上低い法人税率の適用を受ける手法を用いたとみられている。
現行法上、個人の所得税率は最高45%で、地方税を含めると49.5%に達する。一方、法人所得税率は最高25%だ。追徴額が200億ウォンに上る場合、該当期間におけるチャウヌの所得は約800億ウォン台と推定される。
「顔天才」という修飾語とともに、アイドルグループASTROのメンバーであり俳優として愛されてきたチャウヌだが、そのビジュアルによって築いたとされる推定収益額は、ファンのみならずネットユーザーまでも驚かせている。
「顔天才」の地位に亀裂
チャウヌは一転して、これまで積み重ねてきた善良な青年というイメージを失いかねない状況に置かれている。
200億ウォンという脱税額は、歴代芸能人の中でも最も高額な追徴金とされるためだ。とりわけ、大衆の愛によって収益を得る芸能人が、国民すべてに適用される税金を回避したとの印象が、否定的な批判を呼んでいる。
もっとも、高所得者に対する所得税率をめぐる賛否は以前から続いている。また、追徴税額が変動する可能性も残されている。
実際、ファンタジオ側は1月22日、「本件は、チャウヌの母親が設立した法人が実質課税の対象に該当するかどうかが主要な争点であり、現時点で最終的に確定・告知された事項ではない。法解釈および適用に関する争点について、適法な手続きに従って積極的に説明していく予定」との公式見解を示している。

それでも、イメージへの打撃は避けられない状況だ。チャウヌが2014年のデビュー以来、初めて浮上した私的な論争であるうえ、入隊をめぐっても「軍隊ラン(不祥事が浮上したことで軍隊に逃げるという意味のネットスラング)」という言葉を生むほど、脱税疑惑から逃れようとしたかのような状況が指摘されているからだ。
最初の報道では、国税庁がチャウヌ側の要請により、入隊後まで追徴通知を待っていたとの言及もあった。ファンタジオ側は「公式見解以外に申し上げることはない点をご理解いただきたい」と沈黙し、国税庁も「関連内容は個別の保安事項であり、回答は難しい」と述べ、事実上「軍隊ラン」疑惑を認めた形となった。
現在もチャウヌは陸軍軍楽隊として誠実に兵役に就いており、ファンタジオ側は「当該手続きが速やかに終結するよう、アーティストと税務代理人は誠実に協力する予定である」とし、「チャウヌは今後も国民の一人として、税務申告および法的義務を誠実に履行することを約束する」と付け加えた。
それにもかかわらず、揺らいだ「顔天才」の地位に亀裂が入ることは避けられなくなった。
800億ウォンを稼いでいたとされる顔天才が、200億ウォンの税金を回避しようとして脱税疑惑に包まれた状況だ。はたしてチャウヌが、これが小利を求めて大局を失う行為ではなかったことを証明できるのか、注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇チャウヌ プロフィール
1997年3月30日生まれ。韓国・京畿道出身。本名はイ・ドンミン。2014年に韓国で公開された映画『世界で一番いとしい君へ』で俳優デビューした。2016年に6人組ボーイズグループASTROのメンバーとして歌手デビュー。「顔天才」と呼ばれ、人気を博す。俳優としてドラマ『私のIDはカンナム美人』『新米史官ク・ヘリョン』『女神降臨』『ワンダフルワールド』などに出演している。
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