不倫疑惑の中心に立たされた女性歌手スクヘンをめぐり、不倫相手とされる既婚男性A氏が自ら釈明に乗り出したが、世論はむしろ冷え込んでいる。
A氏は1月1日、あるYouTubeチャンネルを通じて「スクヘンは私の言葉だけを信じてだまされた被害者だ」とし、「今の状況は魔女狩りに近い」と主張した。
しかし、これに対する世間の反応は「責任回避的な発言だ」という批判が相次いでいる。
これに先立ち、12月29日に放送されたJTBCの時事番組『事件班長』(原題)では、有名トロット女性歌手が既婚男性(A氏)との不倫および同居疑惑で訴訟に巻き込まれているという情報提供が公開された。
番組では、情報提供者の女性が、自身の夫であるA氏と女性歌手(スクヘン)が不適切な関係にあり、その過程で離婚を迫られたと主張。当時、A氏と女性歌手が映った防犯カメラ映像も公開され、エレベーター内でキスをする様子や、降りた後に廊下でキスやハグを交わすなど、恋人関係をうかがわせるスキンシップを取る姿が収められていた。
その後、当該人物がスクヘンであることが明らかになり、論争は収拾がつかないほど拡大した。

A氏は放送後、「メディア報道が悪魔の編集のように歪曲されている」とし、「既婚者と交際した事実そのものは過ちだが、その過程が過度に誇張されている」と釈明した。さらに「離婚を前提に別居中であり、スクヘンもその(自分の)言葉を信じていた」としたうえで、「すべての責任は自分にある」と強調した。
しかし、こうした発言はかえって逆風を招いている。スクヘンをかばっているように見える発言だったためだ。
ネット上では「責任を取るといいながら、結局スクヘンをさらに困らせている」「かばうふりをして、実際には火に油を注ぐ発言だ」「法的判断以前に道徳的感受性が欠如している」といった反応が続いている。
特にA氏が「現在もスクヘンの税務・行政業務を手伝っている」「完全に連絡を断つことはできない」と明かした部分は、論争をさらに拡大させた。不貞行為をめぐる訴訟が進行中の状況で、継続的な関係に言及したことが大衆の公憤を買ったとの評価だ。
スクヘンは論争直後、直筆の謝罪文を通じて出演中だった『現役歌王3』(原題)からの降板を明らかにし、制作陣はスクヘンの単独ステージをすべて編集でカットすると公式発表した。JTBCのバラエティ番組『口だけ達者』(原題)もスクヘン出演回を再放送から除外し、事実上、放送界による“損切り”の流れが続いている。
なお、1979年5月4日生まれのスクヘンは2011年のデビュー後、長い無名時代を経て、2019年に放送されたTV朝鮮のオーディション番組『明日はミス・トロット』シーズン1でトップ10入りし、知名度を得た。今回の論争は、彼女のキャリアに致命的な打撃となったという分析が出ている。
現在、大衆はA氏の釈明そのものよりも、「なぜ今この時点で、このような方法で発言したのか」に注目している。スクヘンを「被害者」と規定しようとする試み自体が、かえって責任の重みを曖昧にし、論争を長期化させているとの指摘だ。
(記事提供=OSEN)
■【画像】エレベーター内でキス…防犯カメラが捉えたスクヘン不倫現場



