ボーイズグループBTOBのメンバーであり、俳優としても活躍するユク・ソンジェが、3都市を巡った日本ライブツアーを成功裏に収めた。
ユク・ソンジェは、11月21日の大阪公演、12月3日の名古屋公演に続き、12月4日に東京・豊洲PITで『YOOK SUNG JAE 2025 SPECIAL LIVE TOUR ~たったひとつの物語~』を開催し、スペシャルライブツアーのフィナーレを飾った。
ソンジェは、11月にリリースした自身初の日本オリジナルデジタルシングルのタイトル曲『たったひとつの物語』でライブの幕を開けた。疾走感あふれる爽快な曲とファンの掛け声が重なり一体感が生まれ、『Movie』『Weightless』『BE SOMEBODY』を披露し会場を盛り上げた。

公演でMCを務めた古家氏の登場とともにトークコーナーがスタート。ソンジェに軽快なツッコミを入れる息の合った二人のトークに、会場は度々笑いの渦に包まれた。また、自身の発言を振り返るクイズ企画も行われ、過去のインタビューの内容を一生懸命思い出そうとする姿や珍回答も飛び出し、ソンジェならではの世界観で観客を楽しませた。

衣装チェンジをして再登場すると中西保志の『最後の雨』のカバーを披露。安定の歌唱力で歌い上げ、ファンを魅了した。続いてデジタルシングルの収録曲『Nostalgia』を披露し、自身の世界観への没入感を一層高めた。
次のコーナーでは、事前に来場者から募集した“ソンジェとの大切な瞬間”を紹介し、選ばれたファンと直接会話をしながら思い出を振り返るなど、温かな交流が繰り広げられた。さらに、ファンの悩みを解決するコーナーではバック駐車のコツを語ったり、その日誕生日を迎えたファンを祝ったりと、気さくなコミュニケーションで会場を温かい空気に包んだ。

終盤には、日本語曲『Polaroid』や、今年韓国でリリースしたミニアルバムのタイトル曲『at last』など、感情豊かなロックバラードを披露。アンコールで再びステージに上がると、フォトタイムと集合写真撮影で思い出を写真に残した。

最後は、いつも日本で待っていてくれる「ろくたち」(ファン名)へ改めて感謝の気持ちを伝えるとともに来年の再会を約束。ドラマ『恋するジェネレーション』のOST『Love Song』を披露し、公演の幕を閉じた。


終演後には、来場者全員を対象にスマホ撮影可能なお見送り撮影会が実施された。ソンジェは最後までファン一人ひとりと交流し、満足感の高いイベントとなった。
◇ユク・ソンジェ プロフィール
1995年5月2日生まれ。2012年にBTOBの最年少メンバーとしてCUBEエンターテインメントからデビューした。過去にはJYPエンターテインメントの第6回オーディションに参加したことも。俳優としても活躍しており、日本でも熱い反響を得たドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』、Netflixで配信中の『サンガプ屋台』など、人気作を通じてその姿を見ることができる。



