BTSのJUNG KOOKとaespaのウィンターに熱愛説が浮上したなか、所属事務所の対応に疑問符が出ている。
現在、多くの韓国メディアが2人の熱愛説について報じているが、立場を明らかにしていないのだ。
これは、今までBTSの所属事務所BIGHIT MUSICが行ってきた熱愛説への“素早い対応”を振り返ると、違和感を覚える。
熱愛説の浮上と同時に否定してきた過去
例えば、当事者であるJUNG KOOKの過去の熱愛説だ。2021年12月にJUNG KOOKと女優イ・ユビに熱愛説が浮上。とあるユーチューバーが提起したもので、2人が2018年に知り合い、最近になって恋愛するようになったと主張した。

しかし熱愛説浮上後、すぐにBIGHIT MUSICとイ・ユビの所属事務所が「熱愛説は事実無根」と立場を伝えたことで、疑惑は消え去った。他事務所と足並みを揃えた素早い対応だった。
また、2022年6月24日に浮上したリーダーRMの熱愛説、細かくいえば“結婚説”への対応も早かった。
同日、とあるオンラインコミュニティに、BTSのRMが名門大学出身の一般女性と結婚するという文章が投稿された。文章の作成者は、「RMとガールフレンドはBTSのファンミーティングで出会った」などとし、知人が送ったというメッセージも公開した。
しかしBIGHIT MUSICは「RMの結婚説は事実無根だ。当社は悪質なYouTubeコンテンツに対して継続的に対応している」と早々に対処した。

他にも2021年10月に提起されたVの熱愛説がある。当時、オンライン上では、Vがホテルリゾート「PARADISE」グループのチョン・ピルリプ会長の娘Aさんと交際中との熱愛説が提起された。
実際にVが展示会を観覧する姿は、現場にいた多数の人々が目撃していたが、そのときもBIGHIT MUSICは、複数の韓国メディアに「VとAさんの家族は知人という関係」と立場を伝え、熱愛説をはっきりと否定した。
事実無根の熱愛説には早々に対応するのがBTS事務所の特徴といえるだろう。

それはaespa・ウィンターの所属事務所SMエンターテインメントも同じだ。
2024年11月、ウィンターにはENHYPEN・ジョンウォンとの熱愛説が浮上したが、両者の所属事務所は早々に否定するとともに、法的措置まで予告した。
当時、SMエンターテインメントは熱愛説を「事実無根」と否定し、「写真を流した者は金銭目的でメディアに連絡し、当社との連絡を試みたが、当該メディアが金銭目的の情報提供にはつなげることができないと断ると、悪意を持って流布したので、法的措置を取るだろう」と強調した。

だが、両事務所の看板といえるグループのメンバー同士の熱愛説には、現在まで明確な立場を伝えていない。一部メディアに「コメントはない」とだけ明かしている状況だ。
この状況は、最後まで真相が明らかにならなかったBTS・VとBLACKPINK・ジェニーの熱愛説を思い出させる。2人は2022年5月、翌2023年5月に熱愛説が浮上し、大きなイシューとなったが、所属事務所は最後まで沈黙を守り続けた。
はたしてJUNG KOOKとウィンターの熱愛説の真相は明らかになるのだろうか。今後の動向に関心が集まっている。
(文=スポーツソウル日本版編集部)
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、現事務所含め多数の大手芸能事務所からオファーを受けた。本人は、「見学の際にRMのラップに感銘を受けて決めた」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。2023年12月に入隊し、2025年6月11日に除隊した。
◇ウィンター(WINTER) プロフィール
2001年1月1日生まれ。本名キム・ミンジョン。2020年11月17日に、SMエンターテインメントからデビューしたaespaのメンバーとして活動中。優れた歌唱力とダンススキルで、グループ内でも人気のメンバー。明るい性格でムードメーカーとしての役割も担っており、いたずら好きな一面も持っている。WINTERという名前の由来は、冬生まれで白くて美しいというイメージからつけられた。
■【画像】JUNG KOOKとウィンターが熱愛か…“3つの根拠”とは?



