ボーイズグループBAE173のドハ(本名ナ・ギュミン)が所属事務所POCKETDOLスタジオを相手取り、専属契約効力不存在確認訴訟および効力停止仮処分の申請を提起した。
精算問題、会社の財政悪化、活動の一方的中断、信頼関係の破綻などが、ドハが訴訟を起こした理由とされる。
ドハは11月6日、自身のSNSに「こんにちは、ナ・ギュミンです。長い間待ってくださった方々にこのようにお伝えすることになり、本当に申し訳ない」と始まる文章を掲載した。
彼は「私が初めて所属したグループであり、私にとっても初のフルアルバムは大きな意味を持っていたため、誰よりも真心を込めて一生懸命準備し、ステージで再びご挨拶できることを切実に願っていた」と話した。

しかし、「私が耐えるにはあまりにも大きな不合理があった」とし、「私の意思とは違って、会社の一方的な決定により予定されていた活動を続けることができなくなった。これについてたくさん悩んだが、結局、下さざるを得ない決定を下した。その選択について残念ではないと言うのは難しい」と説明した。
またドハは「待ってくださった方々に混乱と心配をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちしかない」とし、「私の状況が同僚メンバーたちの歩みに負担にならないことを願っている。今回の活動が良い結実につながることを心から応援する」と付け加えた。
ドハに先立ち、BAE173のメンバーだったナム・ドヒョンも2023年、POCKETDOLスタジオを相手に専属契約効力停止などの仮処分申請を行い、勝訴している。その後、BAE173は8人組として活動を続けていたが、メンバーのジェイミンがJTBCのオーディション番組『PROJECT 7』に出演し、新グループ「CLOSE YOUR EYES」に抜擢されたことで、7人組に再編された。
POCKETDOLスタジオは今年9月、ドハが健康上の問題で活動を中断すると発表。これについてドハ側は、一方的に活動から除外されたと主張している。

なお、BAE173は10月に1stフルアルバム『NEW CHAPTER : DESEAR』でカムバックした。
ドハのSNS投稿全文は、以下の通り。
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こんにちは、ナ・ギュミンです。
長い間待ってくださった方々にこのようにお伝えすることになり、本当に申し訳ありません。
私が初めて所属したグループであり、私にとっても初のフルアルバムは大きな意味を持っていたため、誰よりも真心を込めて一生懸命準備し、ステージで再びご挨拶できることを切実に願っていました。
しかし、私が耐えるにはあまりにも大きな不合理がありました。
私の意思とは違って、会社の一方的な決定により、予定されていた活動を続けることができなくなりました。これについてたくさん悩みましたが、結局、下さざるを得ない決定を下しました。
その選択について残念ではないと言うのは難しいです。
待ってくださった方々に混乱と心配をおかけしてしまい、申し訳ない気持ちしかありません。私の状況が同僚メンバーたちの歩みに負担にならないことを願います。今回の活動が良い結実につながることを心から応援します。
このように残念な形でご挨拶することになり、心が重いです。終わりを完璧に結ぶことができなかった点、そして待ってくださったすべての方々に心から申し訳ないという言葉をお伝えします。
いつも待ってほしいと言ってばかりで申し訳なく、ありがとうございます。
■【写真】「他のメンバーも裏切りを感じている」BAE173のメンバーが活動中断へ



