11月8日21時から放送される『世にも奇妙な物語35周年SP秋の特別編』(フジテレビ系)の第2作品目が発表された。
第2作品目のタイトルは「七階闘争」。原作は小説家・三崎亜記の『七階闘争』(集英社文庫『廃墟建築士』所収)で、主演を伊藤淳史が務める。
同作は、伊藤演じる森崎北斗がマンションの7階に住んでいることから、突然退去を求められるところから物語が始まる 。各地の「7階」で事件が多発したことを受け、すべての建物から7階を撤去すると国が決定したのだ 。同じく7階に住む同僚の並川希(与田祐希)に誘われ、森崎は7階死守を誓う"七階市民"の集会に参加することになるが……。
伊藤は22歳の時に出演した『世にも奇妙な物語15周年の特別編』の中の『リプレイ』(2006年)、2009年の『世にも奇妙な物語 秋の特別編』内の『理想のスキヤキ』(2009年)に続き、3回目の出演となる。 伊藤は「『世にも奇妙な物語』はとても大切で大きな存在。かなり久しぶりにオファーいただいて嬉しい」と話し、16年ぶりの出演を喜ぶとともに、「すごく面白くなっていると思います!」と同作への自信をうかがわせた。
共演には、与田祐希、西田幸治(笑い飯)らが物語を動かす重要な人物として出演する 。与田は森崎を“七階市民”の集会に誘う会社の同僚・並川希を演じ、西田は“七階市民”のリーダーを演じる。
伊藤は台本を読んだ感想について「好きなタイプのお話でした。以前出演させていただいた『理想のスキヤキ』も絶妙な奇妙さでしたが、今回も、ジャンルは違えど“なにこれ!?”みたいな不思議さと奇妙さを持つ作品になっていて、これぞ『世にも奇妙な物語』だなと思いました」とコメントした。
主人公・森崎を演じることについては「起こる出来事や、まわりの人にもたくさん振り回される役なのですが、僕はそういう役が好きで、まわりの影響を受けながら楽しく演じています。監督の演出も人間味があって、奇妙な世界の中にもリアリティが感じられるものになっていると思います」と語った。
視聴者へのメッセージでは「実際こんなことが起こったら、正直“奇妙”どころではなく大変なことになりますが(笑)、エンターテインメントとして見ていただくと、すごく面白くなっていると思いますので、ぜひ楽しんでご覧いただけたら嬉しいです」とした。






